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国旗・国歌法案

いま「日の丸・君が代」の法制化が浮上しているということは、日本が第二次大戦の敗戦直後に行うべきだった戦争責任をきちんと取らなかったということとからんでいます。指導者はもとより、日本人全体が茫然自失、自分たちは被害者という思いが強くて、加害者であるという視点が欠けていたんですね。
 私は「日の丸・君が代」を法制化することには絶対に反対です。日の丸はともかく、君が代を聞くのは耐えられない、という人はまだまだいる。
 でもいったん法制化されれば、義務化の雰囲気は当然つよくなるでしょう。いまでさえ、文部省は学校現場での日の丸掲揚と君が代の斉唱を強制しているんですから。 法制化されれば、国旗・国歌として認めたくない人も、抵抗できなくなるでしょう。思想・信条の自由・内心の自由が侵されていきます。
 イタリアもドイツも、戦後は国旗を変えているそうです。「君が代」は、本当に民主主義にふさわしい国歌なのかどうか。
 国旗・国歌は必要だとは思っていますが、それならどんなものが民主主義の日本にふさわしいのか、もっと議論をつみあげていくべきです。 今国会は、「ガイドライン法案」や「盗聴法案」「国民総背番号法案」などなど、自自公の枠組みのなかで、あれもこれも危険な法案をどんどんとおしてしまおう、という「全体主義国会」です。

(ファム・ポリティック '99 夏号より転載)



国旗国歌の法制化についての質問主意書を提出しました。(7月21日)

 



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