ACTIVITY BLOG活動ブログ

国会活動-予算委員会

2017年3月3日参予算委

点字データダウンロード

委員長(山本一太君)
 次に、福島みずほ君の質疑を行います。福島みずほ君。

 福島みずほ君
 自由・社民会派の希望の会、福島みずほです。代表して質問をいたします。
 森友学園の隣の土地を豊中市が買っております。
 十四億二千三百八十六万三千円ですが、これではごみの処理は一体どうなっている
んでしょうか。
 売買契約書六条を読んでください。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 豊中市の売買契約書六条、乙は、売買物件の引渡しと同時に、甲が引き渡す地下埋
設物調査に関する報告書記載の内容の地下埋設物が存在していることを了承した上、
売買物件を買い受けるものとし、新たな埋設物等が発見されたとしても、七条の規定
にかかわらず、甲はその責を負わないとございます。

 福島みずほ君
 埋蔵物があっても国は責任を負わない。森友学園と全く違いますが、いかがです
か。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 今お読みした条文でございますけど、豊中市には公園としまして平成二十二年に国
有地を売却してございますが、売却前に国におきまして実施しました試掘調査の結
果、廃材、ごみ、基礎コンクリートなどの地下埋設物の存在が確認されてございま
す。これらにつきましては土地の減価要因として評価しまして、地下埋設物の撤去費
用を勘案した価格をもって豊中市に対しまして売却したところでございます。

 福島みずほ君
 それを勘案して十四億でしょう。
 何で森友はこんなに安いんですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 豊中市に対する売却も公共用ということで、地方公共団体でございますので随意契
約でございますが、当然、見積り合わせというのを随意契約のときにも地方公共団体
と行います。我々、不動産鑑定価格を事前に持ってございますが、我々の責任としま
して、その持っています予定価格以上の提示を豊中市からいただきまして、豊中市の
希望価格で売却をしたということでございます。

 福島みずほ君
 ごみの処理、埋蔵物、一緒じゃないですか、この地域。一方は何で有益費で払い、
かつ八億払う、もう一方は、埋蔵物があっても報告書があるから国は責任を負わな
い。何でこんなに差があるんですか

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 豊中市のこの売却しました公園と、それからこの森友学園の土地、委員御承知のと
おり隣同士になっておりまして、事前の調査におきまして両方ともその地下の浅いと
ころに埋設物があったわけでございます。先ほど申しましたように、豊中市の方はそ
れを減価して売却しております。森友の方もそれをちゃんと勘案しまして、もちろん
不動産鑑定価格は取ってございますが、こちらは貸付契約でございますので、当然、
委員も御承知と思いますけれども、有益費というのは、そこで先方が処理をした場合
については、国の持ち物である貸付けの財産の増加するという意味では有益費を支払
うという、こういう契約になってございます。

 福島みずほ君
 おかしいですよ。だって、豊中市はその埋蔵物があることを分かった上で十四億で
しょう。もう一方は何でただ同然なんですか。
 分かりません。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 豊中市との関係は先ほど申し上げたとおりでございまして、先方が見積り合わせの
ときに持ち出してきた予算と我々が持っております予定価格との間で先方の方が高
かったということで、先方の御希望の価格で売却したということでございます。

 福島みずほ君
 だったら、何でこの森友にこんなに格安で、ただ同然なんですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 森友学園の方は、こちらも不動産鑑定価格をきちんと取りまして、ここで何度も御
説明申し上げておりますが、国土交通省で新たに見付かった埋設物の撤去費用を積算
しまして、それを控除した時価で売却したと、こういうことでございます。

 福島みずほ君
 豊中は、埋蔵物に関して報告書があって、今後新たに見付かっても責任は負わない
という条文になっているんですよ。何で森友の場合は新たに八億も引くんですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 豊中市に対しましては、六条で貸付け、特約が付いていまして、七条で瑕疵担保条
項が付いてございます。したがいまして、豊中市の六条の方は、事前にお渡ししてお
ります、例の浅いところに埋設物がありますよという報告書の中について、そこにつ
いてはこれ以上、鑑定価格に反映していますので、そこは見ませんと。ただ、瑕疵担
保条項で、隠れた瑕疵が発見された場合にはきちんと国が面倒を見ますということが
書いてございまして、そういう意味では、現実に、その後、豊中市の公園においては
土壌汚染が判明しまして、そこにつきましては豊中市が事後的に実施した対策工事が
ありまして、そこは国が瑕疵担保責任に基づきまして支払を行っていると、こういう
ことでございます。

 福島みずほ君
 瑕疵担保責任を豊中市がやっています。金額は幾らですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 そこは豊中市が行ったものでございまして、たしか約二千三百万円だったと思いま
す。

 福島みずほ君
 そのとおりです。土壌汚染、鉛のみについては盛土で覆い、飛散防止したので、そ
の費用二千三百二十八万円を国に請求し、支払を受けた、これは豊中市です。これが
当たり前でしょう。何かあったらその瑕疵担保責任とかで追及するのであって、こん
なにただ同然で八億も引くの間違っているでしょう。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 豊中市に対しましては、そういう意味で、事前に埋設物があることを承知の上で売
却価格を設定して瑕疵担保責任を付けて売却してございます。
 こちらの森友の方は、まさに貸付け、有償貸付けをしている間に、工事中に新たな
埋設物が発見されて、その新たな埋設物をどう処理するかということを急いでいる中
で、日要して、それを勘案しながら、国土交通省に撤去費用を見積もっていただい
て、そこを控除して時価で売却したと、こういうことでございます

 福島みずほ君
 全く説得力ないですよ。同じ土地で同じ埋蔵物、何でただ同然なんですか。説得力
ないと思いますが、どうですか

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答えします。
 森友学園の売却価格につきましては、不動産鑑定価格から適切に見積もった撤去費
用を控除しました時価で適正に売却をしてございます。

 福島みずほ君
 初めの有益費の金額について、一億三千二百万円、詳細出してくれ、領収書出して
くれ、いまだに出てきません。詳細説明して、領収書出してください。どうですか

 政府参考人(佐藤善信君)
 お答え申し上げます。
 領収書の提出の件でございますけれども、一般的に、事業者側から提出を受けた資
料については、私企業名や私人の個人名等も一部記載されており、その公表等の取扱
いについては慎重な検討を要することと考えております。
 しかしながら、議員がお求めの領収書も含め、現在、提出できる資料の整理、準備
を進めているところでございます。

 福島みずほ君
 詳細、今教えてください。

 政府参考人(佐藤善信君)
 お答え申し上げます。
 繰り返しになりますが、議員がお求めの領収書も含め、現在、提出できる資料の整
理、準備を進めているところでございます。

 福島みずほ君
 いつ全部出してくれますか。

 政府参考人(佐藤善信君)
 お答え申し上げます。
 また繰り返しになって恐縮でございますが、現在、提出できる資料の整備、整理、
準備を進めているところでございます。

 福島みずほ君
 提出を求めます。

 委員長(山本一太君)
 後刻理事会で協議いたします。

 福島みずほ君
 では次に、八億一千九百七十四万千九百四十七円の方についてお聞きをします。
分からないんですよ、これ。大ざっぱな資料しかありません。配付資料にあります
が、これしか出てきません。直接工事費五億一千四百万、何ですか、これは。

 政府参考人(佐藤善信君)
 お答え申し上げます。
 本件土地におけます地下埋設物の撤去処理費用につきましては、公共事業に係る一
般的、標準的な方法により積算をしたところでございます。具体的には、国土交通省
が空港土木工事の統一基準として定めました空港土木請負工事積算基準に基づきまし
て、本件土地に係る数量、すなわち面積掛ける深さ掛ける埋設物混入率と単価を掛け
合わせて撤去処理費用を積算したところでございます。

 福島みずほ君
 それで五億というのが分からないんですよ。余りに巨額ですよね。
(発言する者あり)

 委員長(山本一太君)
 福島みずほ君。

 福島みずほ君
 これで国民が納得するとは思えません。
 では次に、間接工事費の例えば現場管理費一億三千六百万、これ何ですか。

 国務大臣(石井啓一君)
 ちょっと今局長、資料を探しているようですから、ちょっと一般的にこれ申し上げ
ますけれども、公共工事の積算に当たっては直接工事費と間接工事費というのがあり
ます。間接工事費の内訳が、ここに今委員の資料を出していただいたように、共通仮
設費、現場管理費、一般管理費と。共通仮設費というのは、工事をやるについていろ
んな準備が必要ですから、その仮設。現場管理費というのは、現場の事務所等を建て
るときがありますよね、現場でその工事を管理するための費用。一般管理費というの
は本社費用だと思っていただいて結構でございます。それをトータルして積算をする
ということでございます

 福島みずほ君
 この一億三千六百とか、現場管理費、高いんじゃないですか

 国務大臣(石井啓一君)
 これはもう割合が決まっております。直接工事費に対して何%かというのは、これ
は決まっているやつですから、ここを何か意図的に増やしたとか減らしたりとかいう
ことはございません。決まった公共工事の積算でこれは準用してやっているというこ
とでございます

 福島みずほ君
 実際やったんですか

 政府参考人(佐藤善信君)
 お答え申し上げます。
 これは見積額でございます

 福島みずほ君
 実際やったんですか

 政府参考人(佐藤善信君)
 お答え申し上げます。
 売却に当たり土地の時価を適切に算定する目的で、当該土地を瑕疵のないものとす
るために必要になると考えられる地下埋設物の撤去処分費用を見積もったものでござ
います。実際の工事を行ったかどうかということとは別のものでございます。

 福島みずほ君
 国土交通省、財務省、これ実際やったかどうか確認しましたか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 今申しましたように、国土交通省が申しましたように、積算の撤去費用につきまし
てはきちんとした単価に基づきまして積算をしたわけでございます。その上で、不動
産鑑定価格から適正に見積もった撤去費用を控除しまして時価で先方に売却をしたわ
けでございます。その売買契約の後に先方において適切に埋設物が撤去されるだろう
と思いますが、いずれにしても、売買契約上、それを当方で確認するということには
なってございません。

 福島みずほ君
 端的に答えてください。確認していないんでしょう。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 契約上、売却後それを確認するということになってございません。

 福島みずほ君
 しているかしていないかだけ答えてください、国土交通省、財務省。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 具体的に撤去についてそれに幾ら掛かったと、そういう点については確認してござ
いません。

 福島みずほ君
 何にもやっていないんですよ。
 実際やっていません。これ、ずさんですよ。豊中市と全然違うじゃないですか、同
じごみがあるのに。
何でこんなに売却、売買を急いだんですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 平成二十八年三月十一日に新たな埋設物が建設工事中に発見されまして、そこにつ
きまして、一年後に開校を控えた学校ということでございますので、先方の方からこ
れは自らきちんと埋設物を撤去して急いで建設工事をしたいという申入れがありまし
て、私どもとしましては、国が自ら撤去するということもありますが、入札手続等時
間が掛かりますし、そういう意味での開校が遅れることに対する様々なリスクもござ
いますので、それはきちんと撤去費用をこちらで見積もって先方に工事をしていただ
くということで急いだわけでございます。

 福島みずほ君
 おかしいですよ。開校するのに賃貸借か売買かは関係ないでしょう。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答えします。
 工事中に新たに埋設物が見付かったわけでございまして、これ国の瑕疵でございま
す。したがいまして、国でこれを撤去する必要がございます。
したがいまして、国として自らその埋設物を撤去するか、あるいは先方が撤去する
か、その場合はこちらがその撤去費用を見積もって控除して売却するということでご
ざいますので、そういう意味では、時間の関係で急いでいるということも踏まえまし
て、当方で見積りをして時価で売却をしたということでございます

 福島みずほ君
 全く理解ができません。
 平成二十八年三月十五日、本省に籠池理事長行っていますね。何の話をしたんです
か、改めて教えてください

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 二十八年の三月十一日に新たな埋設物が発見されまして、近畿財務局と大阪航空局
で三月の十四日、現場に行ってそうしたものを確認し、先方が東京に行く機会がある
ので、本省にもそういうことで国としてこの新たな埋設物の適正な対処をしてほしい
ということのお願いがありましたので、本省に来て、うちの担当者が会ったというこ
とでございます

 福島みずほ君
 何でそれ本省に言いに来たんですか

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答えいたします。
 当然、これ近畿財務局の土地の管理処分の話でございますが、こういうような話に
つきましては各財務局共に随時本省との間に報告、連絡をしてございます。当然本省
も知ってございます。それで、新たな埋設物が出たということで、当然本省も知って
ございましたので、先方からアポを取りたいということでお受けしたということでご
ざいます。

 福島みずほ君
 いや、おかしいですよ。
 それから、さっき対処してほしいとありましたね。売買するとき安くしてくれとあ
りましたか、あるいは有益費を加算してくれ、その両方の話があったんじゃないです
か。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 三月十一日に新たな埋設物が発見されたので、学校建設の工事に差し障りがあるの
でこの新たな埋設物を対応してほしいということで、それ以外の話はございません。


 福島みずほ君
 財務省に行くということはお金の問題でしょう。どういう話があったんですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 財務省も様々でございまして、私どもは理財局で国有財産を管理しているものでご
ざいますので、国有財産の管理処分についてのお話をした、こういうことでございま
す。

 福島みずほ君
 ごみが新たに出てきた。どうしてほしいと言われたんですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 詳しいことをお話ししたわけではなさそうでございまして、要するに新たに埋設物
が出たんですと、したがいまして学校の建設工事に支障がないようにしてほしいと、
そういうことをただおっしゃったというふうに聞いてございます。

 福島みずほ君
 理解できない。財務省に行くとしたらお金でしょう。有益費を増やしてくれと言う
か、あるいは売買契約か、どっちかでしょう。
ごみが出てきたから安くしてくれと言ったんじゃないですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 そういうことではございません。

 福島みずほ君
 理解できません。
 そして、借地契約なのか売買なのか所有物なのかで学校の開設に関係ないでしょ
う。売買契約こんなに急ぐ必要ないんですよ。どうですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 建設工事をしている間は定期借地契約でございました。それで、定期借地契約のと
きに、私どもがやるか、所有者が国でございますので、そういう意味では、私どもで
その撤去費用、撤去をするということになるとこれは様々な入札手続等で時間が掛か
りますので、先方は貸付契約と同時に売買契約ができるというような契約も結んでお
ります。先方の意思表示がされればそれは売買契約に移るという契約になってござい
ますので、先方は自ら売買契約に移って自分で埋設物を撤去して早く工事をしたい
と、こういうことでございます

 福島みずほ君
 売買予約契約書があります。これ、意思表示したらこの売買が成立するわけです
ね。
そうしたらお聞きします。それで、値段で売ればいいじゃないですか、十億で。そし
て、後でその埋蔵物の領収書もらって、瑕疵担保でそれを払えばいいじゃないです
か。どうですか

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 瑕疵担保という場合は、豊中市、先ほど委員の御指摘ありましたが、ああいうふう
にきちんと鑑定評価をして売るときに、後で隠れた瑕疵が出るというときにその瑕疵
担保条項が付いてやるということがございますが、この場合は、まさに今現実に貸付
中に工事で新たに目の前にごみが出てきて、このごみを、埋設物をどうするかという
状況でございましたので、まさに所有者たる国が撤去するか、あるいは費用を見積
もって工事をして先方がやるかと、そういう選択をしたということでございます

 福島みずほ君
 理解できません。丼勘定じゃないですか。八億も丼勘定って許されないですよ。
 安倍昭恵さんが名誉校長だということを、財務局、知っていましたか

 政府参考人(佐川宣寿君)
 個別のそういう件については存じていないということでございます。

 福島みずほ君
 今までずっと、ホームページに書いてあるので知っていたと言われましたよ。どう
ですか。

 政府参考人(佐川宣寿君)
 お答え申し上げます。
 私が昨日答弁したのは、安倍昭恵様が幼稚園を訪問したという、ホームページに
載っているというお話がありましたので、ホームページに載っている以上は誰か職員
が見た可能性もございますが、子細には確認してございませんと、こういう答弁をい
たしました。

 福島みずほ君
 確認してください。事務所に来た役人は、それはホームページに載っているので
知っていたでしょうと言っておりました。
 ところで、安倍昭恵さんが首相公邸チャンネル、安倍昭恵の幸せのカタチという
ホームページを作っていて、総理公邸に、首相公邸にゲストを招いてやっている。こ
れ、場所は首相公邸使ってインターネットTVをやっているということですね。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 内閣総理大臣夫人は、現に内閣総理大臣の職にある者の配偶者を指す一般的な呼称
でありまして、公務員としての発令を要するものではなく、公人ではございません。
 それで、お尋ねの動画の配信につきましては、これは政府の依頼によるものではご
ざいません。
その上で、総理夫人が私的な行動として行っているものと認識をいたしております。
総理大臣公邸は、総理の執務や賓客の接客に用いられるほか、総理及びその御家族が
私的生活を送るための場でもあります。御指摘の動画は公邸内で撮影されたものと聞
いておりますが、私的生活を送る場で私的活動を行っていたものであり、総理夫人が
情報発信の中で自身が生活を送るための首相公邸という名称を用いたものであるとい
うふうに考えております。

 福島みずほ君
 理解できません。これ、首相公邸から、ゲストを招いてやるというのを売り物にし
ているんですよ。 実際、首相公邸、税金で賄われているところでやっているじゃな
いですか。どこが私人なんですか。

 委員長(山本一太君)
 今の、質問ですね。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 お尋ねの動画の制作、配信につきましては、総理夫人の私的な活動であることか
ら、その具体的内容等について政府としてお答えする立場にはございません。
なお、その制作に当たっては公費は支出はされておりません。

 福島みずほ君
 場所は首相公邸ですよね。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 御答弁申し上げたとおり、首相公邸の中でございます。

 福島みずほ君
 首相公邸でインターネットTVやるのが、どこが私人なんですか。
五人、官邸の中に安倍昭恵さんの担当官がいると。大臣だって二人しか秘書官付いて
いないじゃないですか。二人が常駐であると。その二人は毎日何しているんですか

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 お答え申し上げます。
 第二次安倍内閣の発足以降、現政権は、外交、安保を抜本的に立て直して、地球儀
を俯瞰する外交に取り組んでいるところであります。総理大臣の海外出張に総理夫人
が同行する件も四年間で二十五回と、野田内閣の一回から大幅に増加をいたしまし
た。また、我が国に来訪した外国要人を総理とともに接遇するなど、総理夫人の外交
活動も四年間で百四十七回と多数に上っております。在東京の外交団が催す多数のイ
ベントには、公務多忙のため出席できない総理大臣に代わって大半に総理夫人が出席
をしております。
 そして、このように夫人の活動が飛躍的に増大したために、総理夫人の行動のサ
ポートを担当する職員を増員をいたしました。夫人のサポートを円滑にするには、常
時、これ総理夫人の総理の公務の遂行を補助するための活動について、夫人のスケ
ジュール調整や次期出張等に向けての日程、活動内容の調整等を行いつつ、また交代
で随行を行うなどの人員二名が必要と判断されたものであります。

 福島みずほ君
 公人じゃないですか。
 それから、外国との、大使館との関係だったら外務省からの非常勤の三人でいい
じゃないですか。
何で二人が常駐しているんですか、部屋もあって、机もあって。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 今申し上げましたとおり、総理夫人の業務、これは飛躍的に増えている、それに対
応するために増員をしているということであります。

 福島みずほ君
 公人ですよね。
 森友学園に講演に行ったときに、公務員は随行していますね。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 お答え申し上げます。
 総理夫人のこの塚本幼稚園における講演については、総理夫人の私的な活動である
と認識をしております。総理夫人の塚本幼稚園における講演に職員が同行をしており
ましたが、その目的は、総理夫人の総理の公務の遂行を補助するための活動のスケ
ジュール調整ですとか、あるいは種々の連絡調整等のサポートを行うために同行をい
たしていたものというふうに承知をしております。
 以上です。

 福島みずほ君
 公務じゃないですか。私人の行為に何で公務員が付いてくるんですか。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 今申し上げたとおりに、私的な活動そのものをサポートするために行ったのではご
ざいません。
総理夫人の活動としては、総理の公務の遂行を補助するための活動、このスケジュー
ル調整ですとか連絡調整等のサポートを行うというものでありますので、そのために
同行していたということであります。

 福島みずほ君
 森友学園、この塚本幼稚園に同行した公務員は何していたんですか。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 今申し上げましたとおり、総理の公務の遂行を補助するための活動、それは先ほど
申し上げたとおり、いろいろな活動がございます。その活動のスケジュール調整とか
種々の連絡調整のサポートを行うためにということであります。

 福島みずほ君
 総理の仕事の補助をするのは私的行為なんですか、公的行為なんですか。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 先ほど来申し上げましたとおり、内閣総理大臣夫人は総理の職にある者の配偶者を
指す一般的呼称であります。
 それで、国家公務員としての発令を要するものではありませんので、公人ではあり
ません。
他方で、総理ですね、行政府の長である総理の配偶者であるということに鑑みて、必
要に応じて、各国首脳夫人も同行するサミットへの同行ですとか、あるいは夫妻で我
が国に来訪した外国人要人の接遇などの活動ですとか、あるいは女性活躍など内閣の
重要政策に関する会議等への単独での出席ですとか、こういう内閣総理大臣の公務の
遂行の補助に係る活動について協力をいただいているというものであります

 福島みずほ君
 だって、公務員が随行しているんでしょう。官邸に公務員が常駐しているんでしょ
う。
総理を補助する仕事は私的行為か公的行為か、答えてください

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 総理の今申し上げたような補助をする、サポートをする業務はやっていただいてい
るということであります。(発言する者あり)
 いや、ですから、それは公的か私的かという話ではなくて、総理の公的な役割、こ
れをサポートする役割をしているということであります

 福島みずほ君
 その評価を聞いているんです。
 公的行為なんですか、私人の行為なんですか。私人の行為なのに何で官邸に役人が
付いて、そしてこの塚本幼稚園、森友学園のところに公務員が随行するんですか

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 ですから、申し上げましたとおり、総理夫人の総理の公務の遂行を補助するための
活動ということであります。

 福島みずほ君
 その活動は公的行為なんですか、私的行為なんですかと聞いているんです。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 繰り返しになりますが、それは、公務を遂行するための活動を補助するための活動
ということであります。(発言する者あり)

 委員長(山本一太君)
 野上副長官。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 お答え申し上げます。
 何度も御答弁になりますが、行政府の長である内閣総理大臣の配偶者であることに
鑑みて、これは必要に応じて、各国首脳夫人も同行するサミットへの同行ですとか、
あるいは夫妻が我が国に来訪した外国人の接遇の活動ですとか、あるいは女性活躍な
ど内閣の重要政策に関する会議等への単独の出席ですとか、そういう内閣総理大臣の
公務の遂行の補助に係る活動ですね、それを行っているということであります。(発
言する者あり)

 委員長(山本一太君)
 野上官房副長官。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 お答え申し上げます。
 総理夫人は、それは国家公務員としての発令をするものではなく、公人ではないと
いう認識であります。公人ではありませんが、総理の様々な公務を遂行するためのサ
ポートをする活動を行っていただいていると、こういうことであります。(発言する
者あり)

 委員長(山本一太君)
 ちょっともう一回質問して。

 福島みずほ君
 活動は分かりました。でも、それは公的行為なんですか、私的行為なんですか。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 済みません、何度も答弁で恐縮でありますが、総理の夫人は公人ではないという整
理であります。その上で、総理の様々な公的な活動を補助をする活動をやっていただ
いているということです。(発言する者あり)

 委員長(山本一太君)
 野上官房副長官。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 お答え申し上げます。
 総理夫人は公人ではないという整理でありますが、その内閣総理大臣の公務の遂行
の補助に係る活動を、私人としてその補助をしていただいているということでありま
す。(発言する者あり)

 委員長(山本一太君)
 野上官房副長官。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 あくまでこれは公務の補助ということでありますので、それは公務ということでは
ないというふうに思います。

 福島みずほ君
 いや、私は公的行為を行っていると思うんですよ。だって、公務員付いていってい
るわけでしょう。しかも、官邸に公務員付けているわけでしょう。公的行為を行って
いるじゃないですか。どうですか

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 ですから、内閣総理大臣の公務ですね、その公務の遂行を私人として補助をしてい
るということであります。
(発言する者あり)

 委員長(山本一太君)
 ちょっと速記を止めて。
〔速記中止〕

 委員長(山本一太君)
 それでは、速記を起こしてください

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 その公的行為、私的行為ということなんですが、公務でないということでいえば、
あえて言えばそれは私的行為ということになろうかと思いますが、それは総理の公務
をサポートするという活動だということで御理解いただければと思います

 福島みずほ君
 ここまでやっていて何が私的行為なんですか。
 じゃ、森友学園に随行した公務員の旅費は払われていますよね。

 内閣官房副長官(野上浩太郎君)
 お答え申し上げます。
 その旅費につきましては、総理夫人が支払われているということであります

 福島みずほ君
 共謀罪について話をします。
 外務大臣、二〇〇四年国連立法ガイドは、関連する法的な概念を持たない国が共謀
罪及び結社罪のいずれの制度も導入することなしに組織犯罪集団に対して有効な措置
を講ずることを認める余地があるとしています。外務大臣、ですから、共謀罪をつく
らなくてもこの組織犯罪防止条約を批准できます。そして、留保もできるわけです。
 外務大臣にお聞きします。日本が批准したたくさんの条約の中で、留保をした条約
はどれぐらいあるでしょうか。

 国務大臣(岸田文雄君)
 我が国が締結した条約で留保が付されたものが何本あるかという御質問ですが、ま
ず、条約自体、我が国が締結した条約、幕末以来莫大な数が存在いたします。それか
ら、条約の中には、法律、予算の範囲内で締約するもの、締結するもの、要は行政取
決めというものも入りますので、これ結果として膨大な数が存在いたします。
 これ確認するのはかなりの作業が必要ですが、事前に御通告いただいておりました
ので作業をやらせてみました。それで、今現在確認できているのは過去十年間であり
ますが、過去十年間で留保を付したものというものであるならば、九本確認できまし
た。

 福島みずほ君
 ありがとうございます。じゃ、留保していたって条約批准できるじゃないですか。
 法務大臣にお聞きをいたします。与党に配られた共謀罪の法案、テロという言葉、
一個もないじゃないですか。どこがテロ等準備罪なんですか。

 国務大臣(金田勝年君)
 テロ等準備罪に関する法案の具体的な内容はいまだ成案に至っておりません。現在
もぎりぎりの最終的な検討を行っている段階であります。
法案の具体的な内容等に関する御質問につきましては、政府として責任を持ってお示
しできる成案を得た段階で十分に説明を尽くさせていただきたいと、このように考え
ております。

 福島みずほ君
 テロ等準備罪なんてうそっぱちだったじゃないですか。一言もテロなんてないです
よ。そもそもテロと関係なかったんですよ。
 では、法務大臣にお聞きします。テロ等準備罪の「等」とは何ですか。

 国務大臣(金田勝年君)
 暴力団、そして組織犯罪集団、そういったものがそこに入っているわけでありま
す。暴力団あるいは薬物犯罪集団、そういう組織犯罪集団がその「等」の中には含ま
れております。

 福島みずほ君
 質問主意書を出しました。テロ等の「等」とは、テロ犯罪以外の組織犯罪、つまり
全部じゃないですか。テロと非テロ、全部ですよ。どこがテロ等準備罪なんですか。
これミスリードじゃないですか。

 国務大臣(金田勝年君)
 御質問にお答えしますが、テロ等準備罪の具体的内容につきましては先ほど申し上
げましたとおり現在検討中でありますが、基本的な考え方といたしまして、対象を組
織的犯罪集団、つまり重大な犯罪等を行うことを目的とする集団に限定することを検
討をいたしております、対象をですね。そして、国内外の犯罪の実態を考慮いたしま
すと、そうした犯罪組織による犯罪の中で重大なものの典型がテロ組織によるテロで
あります。
 また、テロ等準備罪というのは、重大な犯罪の合意に加えて実行準備行為が行われ
たときに初めて処罰されるものとすることを検討中でありますが、このテロ等準備罪
という呼称はこのような罰則の実態を反映したものとして適切である、このように考
えております

 福島みずほ君
 テロ等の「等」は質問主意書で、テロ犯罪以外の組織犯罪全部じゃないですか。テ
ロという言葉が一個もないんですよ、与党に示した条文案に。どこがテロ等準備罪で
すか。テロ等準備罪のこの呼び名、撤回してください。

 国務大臣(金田勝年君)
 先ほども申し上げましたが、テロ等準備罪の具体的内容は現在検討中ではあります
が、基本的な考え方といたしまして、対象を組織的犯罪集団、つまり重大な犯罪等を
行うことを目的としている集団に限定することを検討をいたしております。国内外の
犯罪の実態を考慮した場合には、そうした犯罪組織による犯罪の中で重大なものの典
型がテロ組織によるテロであると、このように考えておるわけであります。
 したがいまして、テロ等準備罪という呼称はこのような罰則の実態を反映したもの
として適切であると、このように考えている次第であります。

 福島みずほ君
 じゃ、条文の中に、目的にも何にもどこにもテロが一言もなぜ入っていないんです
か。

 国務大臣(金田勝年君)
 お答えをいたします。
 法案の具体的な内容等に関わる御質問でございます。政府として責任を持ってお示
しできる成案を得た段階で十分に説明を尽くさせていただきたいと、このように考え
ております。

 福島みずほ君
 テロ入っていないんですよ。今から入れようなんて駄目ですよ、そんなの。だって
入ってないんですもん。そもそも入っていない。
 これ、テロ等準備罪なんかではないんですよ。
 それを野党から指摘されて大慌てで入れるなんて、邪道中の邪道ですよ。(発言す
る者あり)与党に
示された案じゃないですか。何言っているんですか。
 では、大臣にお聞きします。二百七十七、これは二百七十七の治安維持法を作るよ
うなものだと思います。
 収賄の共謀って何ですか。

 国務大臣(金田勝年君)
 テロ等準備罪に関する法案の具体的な内容につきましては、いまだ成案に至ってお
りません。現在もぎりぎりの最終的な検討を行っている。そういう中で、法案の具体
的な内容に関するただいまの御質問につきましては、責任を持ってお示しできる成案
を得た段階で説明を尽くさせていただきたい、このように考えている次第でありま
す。

 福島みずほ君
 収賄入っているんですよ。というか、もし収賄が共謀罪の中に入ったとしたら、収
賄の共謀ってどういうイメージですか。

 国務大臣(金田勝年君)
 先ほど申し上げました。いまだ成案に至っておりませんので、現在もぎりぎりの最
終的な検討を行っております。法案の具体的な内容等に関する御質問については、政
府として責任を持ってお示しできる成案を得た段階で十分に説明を尽くさせていただ
きたい、このように考えております。
(発言する者あり)

 委員長(山本一太君)
ちょっと速記を止めてください。
〔速記中止〕

 委員長(山本一太君)
速記を起こしてください。

 国務大臣(金田勝年君)
 先ほどから申し上げております。法案の具体的な内容等に関する御質問でございま
す。したがいまして、政府として責任を持ってお示しできる成案を得た段階で十分に
説明を尽くさせていただきます

 福島みずほ君
 駄目ですよ。法案の中身なんか聞いていません。収賄がもし共謀罪に入ったらどん
なイメージかと聞いているんです。答えてください

 国務大臣(金田勝年君)
 繰り返しになりますが、法案の中身に関わる話につながりますので、政府として責
任を持ってお示しできる成案を得た段階で説明を尽くさせていただきたい、このよう
に考えております

 福島みずほ君
 いや、あり得ないです。法務大臣、自分の頭で考えてみてください。収賄の共謀、
どういうイメージですか

 国務大臣(金田勝年君)
 繰り返しになりますが、政府として責任を持ってお示しできる成案を得た段階で説
明をさせていただきたい。(発言する者あり)

 委員長(山本一太君)
 ちょっと速記止めて。
〔速記中止〕

 委員長(山本一太君)
 速記を起こしてください

 国務大臣(金田勝年君)
 お尋ねの趣旨は、結局、対象犯罪の範囲に関わることになる御質問だと、こういう
ふうに受け止めております。したがいまして、政府として責任を持ってお示しできる
成案を得た段階で十分に説明を尽くさせていただきたい、このように考えておりま
す。(発言する者あり)

 委員長(山本一太君)
 福島みずほ君。質問してください。

 福島みずほ君
 国会の審議を愚弄していますよ。
 だって、答えられないじゃないですか。
 じゃ、事前収賄の共謀・・・

 委員長(山本一太君)
 時間終わっていますので、まとめてください。

 福島みずほ君
 事前収賄の共謀はどういうものですか。

 委員長(山本一太君)
 大臣、時間終わっていますので簡潔に。じゃ最後に。

 国務大臣(金田勝年君)
 ただいまのお尋ねは対象犯罪の範囲に関わることであります。したがいまして、
私、お答えを重ねて申し上げますが、政府として責任を持ってお示しできる成案を得
た段階で十分に説明を尽くさせていただきたい、このようにお答えをいたします。

 委員長(山本一太君)
 これで終わり。もう終わっていますから。
 はい。

 福島みずほ君
 こんな審議は初めてです。安保関連法だって何だって、戦争法だって、予算委員会
でその中身について議論したじゃないですか。中身について...

 委員長(山本一太君)
 時間終わっていますから。

 福島みずほ君
 議論できない予算委員会なんてあり得ないですよ。答弁がなってない。こんな法務
大臣の下で共謀罪なんて許せないということを申し上げ、質問を終わります。

 員長(山本一太君)
 以上で福島みずほ君の質疑は終了いたしました。(拍手)
MENU