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2005年3月

   
 

委員会審議でめじろおしです!!

   
2005年
 
2004年
 
2003年
 

 

3月1日(火)
 3月になってしまった。
 花粉症の薬を飲んでいる。
 まだ、ひどくなっていないけれど、うまく乗り切りたいな。

 いのちの対談で、国連軍縮大使をし、上智大教授の猪口邦子さんと対談。
 核不拡散と軍縮。六カ国協議について話をして下さる。

 地雷廃絶・核兵器の問題など、戦略と思想が本当にためになった。
 私も、軍縮・核廃絶・劣化ウラン弾の廃止など、ダイナミックに取り組み

 たい。

 

3月2日(水)
 いのちの対談で、ewomanの佐々木かをりさんと対談。

 4日の予算委員会の準備。
  1)介護保険改悪法案
    障害者自立支援法案
  2)雇用・非正規雇用
  3)基地再編
    辺野古沖・普天間・座間キャンプ・横須賀港の原子力空母母港化
    反対など
  4)BSE(牛海綿状脳症)
    アメリカから20ケ月齢以下のものを輸入するという決定をする
    べきではない。アメリカは全頭検査をしていない。
    全頭の登録をしていないので、20ケ月齢以下かどうか区別が
    つかない。
 などについて質問をする予定。
 今後、予算委員会で、さまざまなテーマで質問をしていく。
 ぜひ、意見をお聞かせください。

 韓国で戸籍法が改正され、個人登録になった。
 韓国は一人一人が電子カード化された身分証明書を持ち、かつ国民

 総番号制の国なので、身分登録が個人登録になったことについては、

 そのことも考えなければならないけれど。

 韓国の女性たちは、戸籍法を改正し、個人登録にすることに本当に力を

 尽くしてきた。
 世界の中で、日本のような戸籍制度があるのは、日本と韓国と台湾だけ

 である。日本が植民地支配をしたときに「輸出」をしたものである。
 韓国が「戸籍」ではなく個人登録にしたことは大きい。
 韓国は、日本より一歩先に家族内暴力防止法を作った。


 また、人権擁護法案についても当初、日本の人権擁護法案のように、

 法務部(日本の法務省)に位置づけるとされていた法案を廃案にし、

 独立した人権救済機関を成立させた。
 法律の点では、日本は、韓国にはるかに「遅れ」をとりはじめている

 という気がする。

 

3月3日(木)
 ひなまつり。
 ボランティアのチカちゃんがプレゼントしてくれた紙のおひな様を
 飾っている。

 参議院の予算委員会が始まった。

 第62会部落解放同盟全国大会に出席。
 国会へ上程される人権擁護法案

 スマトラ沖地震の問題に取り組むNGOのなかから、3つの団体から話を聞き
 みんなからもらった寄付を渡す会を社民党で行なう。
 街頭などで集めたみなさんからの貴重な寄付をこんな形できちんと
 渡している。

 社民党の憲法部会で論点整理(案)を議論。

 ブルガリア大使館のレセプションに出て、その後「このままじゃ大変だ!
 東京都を女たちが変える!アクション2」という集会に出席する。
 東京都のことを意外に知らないな、と毎回思う。

 

3月4日(金)
 予算委員会。

 非正規雇用の問題について質問をした。
 パート・派遣・契約社員の問題である、非正規雇用の人たちが30%に達し
 かつ差別もある。
 賃金格差などの実態がある。
 待遇を良くするためには、均等待遇の立法が必要である。

 そのことについて質問をしたら、「正社員になればいい」という野次が、
 自民党の席からとんだ。
 非正規雇用が広がっていて、正社員になりたくてもなれないという
 現実があるのに。
 同じような仕事をしながら、待遇が悪い、産休や育休もとれないという
 現実があるのに、現実がわかっていない。

 仮に短時間労働であっても、その時間単位に見合った賃金を保障するのが
 均等待遇の考え方だ。
 格差をなくすには、個人の努力ではなく、立法が必要だ。

 

3月5日(土)
 「いのちの対談」で画家の葉祥明さんと対談。

 昔、封筒と便せんで葉祥明さんの絵のものを使っていたっけ。
 パステルカラーの絵が広がるお店。

 事務所で、お話を聞く。
 私は、実は、うすいピンクやブルーなどのパステルカラーが

  一番好きなのだ。
 今は、割とはっきりした色の服を着ているけれど。
 黄緑の広がる絵を見ていると、モンゴルにでも行きたくなる。

 葉さんは、アムネスティーの絵本を作ったり、1996年に

  「地雷ではなく花をください」の絵を作ったりしている。
 「動物・女性・子ども・高齢者の味方」と笑って話す葉さんは、

  しなやかで限りなく優しい人であった。

 「心に響く言葉」(愛育社)という本に絵と言葉が書いてある。
 どれもステキな言葉だが、そのなかの
    「あなたは決して
     一人ぽっちではない
     沢山の存在が
     あなたを見守っている
     だから心配しないで
     安心してやるべきことを
     してなさい!」
 という言葉を私はかみしめている。
 「沢山の存在があなたを見守っている」とは、本当に励まされる言葉。
 夜空の絵とか本当にきれい。
 ボーッと見つめていると心が安らぐ。

 絵本を娘あてに名前を入れてサインをして下さる。

 

3月6日(日)
 「みんなの憲法24条」(明石書店)という本を作るにあたって、
 公募をしたら、老若男女を問わず、80通近くの論文が寄せられた。
 力作ぞろいで、うなりながら読むという感じ。
 
 いろんな人の思いを、私もかみしめながら読んでいる。

 

3月7日(月)

 「みんなの憲法24条」(明石書店)の本について、編集者と打ち合わせ。

 一人ひとりの憲法24条への思い、戦前の話など胸にせまる。

 参議院の予算委員会で質問。

 BSEの全頭検査の見通しについてとタクシーの規制緩和について。

 後者について、国土交通省は、タクシーがこの3年間に1万4000輌

 も増え、タクシーの運転手さんたちの年収が減っていることは認め、

 労働問題が発生していることは考えているようだ。

 大臣は最後に「厚生労働省と協議する」と答弁をした。

 どう解決するのか、今後聞いていきたい。

 人権擁護法案について法務大臣に質問。

 「つきまとい、待ち伏せ、電話、FAXなくして、どう取材をするのか。

 (人権擁護法案は、勧告などの対象としているため)」と質問する。

 すると大臣の答弁は、「閣議決定をしていないので答えられない」

 との答弁。

 一切、中身については答えない。

 質問とり(質疑の前日に質問の事前通告)に来た法務省の役人は、

 中身についてしゃべっていたのに。

 また、中身についてもペーパーが出回っている。

 郵政民営化法案については、まとまらず。

 閣議決定もしていないのに、税金を何億円も使って、郵政民営化の

 PRをし、かつ、いくらでもしゃべっているのに、ひどい。

 閣議決定をしている法案についてしか国会で聞けないとしたら、

 おかしい。国会で議論したくないのだ。

 

3月8日(火)

 「こんな人権擁護法案なんていらない!」という院内集会に出る。

 タクシー運転手さんたちの規制緩和反対の請願デモに出る。

 日本退職者連合の集まりに行く。

 パート議連でヒアリング。

 大学の外国人教師たちの待遇について。

 せめてまず、実態を明らかにして欲しいとみんなでせまる。

 中国大使館にて国際婦人デー懇親会に出席。

 

3月9日(水)

 本会議。

 予算委員会。

 男女平等・北京+10、国連女性の地位委員会について、

 政治宣言について、国連での日本政府のスピーチについて、

 そして人権擁護法案について質問をする。

 ぜひ議事録を見てください(のちほどアップします)

 毎日質問で、結構大変である。

 

3月10日(木)

 夫婦別姓選択制・婚外子差別撤廃をめざす民法改正の集会に出る。

 今日も予算委員会で、質問。

 午前は二極分化(個人間格差、企業規模別格差、地域間格差)の

 問題点について質問。

 午後は自民党の議員の逮捕についての総理の見解、介護保険法改正法案

 と障害者自立支援法案、混合診療が自己責任の強化と、応益負担の

 強化をしていることについて質問。

 自民党の国会議員の強制わいせつ罪での現行犯逮捕にショックと怒り。

 国会議員としてというより、一人の社会人、人間としておかしいぞ。

 国会議員は「国を愛する心を育てるべきだ」とか「道徳」とか

 言うけれど、そんなことを国民に説教をする立場にはないと思う。

 

3月11日(金)
 本会議。
  精神障害者の福祉についての勉強会に出席。
 憲法24条についての原稿を書く。

 夜は、いざ東京タワーへ。黒木瞳さんの映画ではなく、

 本物の東京タワーへ。
 今日は、いつものようにタワーが光っていないのだ。

 ツナミエイドジャパンの企画で、津波の被害にあった人たちへの

 援助のため、今日は、東京タワーのイルミネーションを消して、

 ろうそくをともす夜なのだ。
 LOVEと形どったところに、ともしたキャンドルを置いていく。
 暗いところに、LOVEの字がとても映えてきれいだ。
 光デザイナーの石井幹子さんと湯川れいこさんが、がんばっている。
 光のLOVEの字に心がウキウキする。

 

3月12日(土)
 朝、起きて新聞を見て、驚いた。裁判所で、ライブドアのほうが

 勝っていた。
 うーん、確かに、裁判所のいうとおり、「新株発行の予約権の発行は

 現経営陣の支配権を維持することを主な目的とするもので著しく

 不公平だ」というのはまさにそのとおりだ。

 ある意味裁判所はオーソドックスな見解を示したものとも言える。

 「国際女性デー・おんなたちの祭り」に参加。
 冒頭、イラクで人質になった高遠菜穂子さんのメッセージと彼女の

 提供してくれたファルージャの映像にあらためてショックを受ける。
 イラクの人がとった映像である。
 イラクに対して、米英軍が武力行使を開始して、もうじきちょうど

 2年になる。2年前の3月20日である。
 この映像の上映をいろんなところでやりたいな。
 非戦闘地域でないから自衛隊は撤退すべきだというよりもこんな戦争に

 加担してはいけないのだ。

 その後、沖縄の辺野古の沖に米軍基地をつくらせない現地の

 運動のビデオ。
 これもみんなに見てもらいたい。ボーリング調査ですでにさんご礁が

 傷付いたことを環境大臣も国会の質問で認めたぞ。

 国会では、何度も何度も辺野古のことはとりあげてきた。

 社民党の神奈川県連で、全県代表者会議。
 その後、横浜駅で、ハーブティーのカモミールを買う。

 優雅に家で飲んで、花粉症対策をしようっと。

 花粉症の時期は本当に辛い。どう快適にすごすかが課題。

 薬を毎日飲んでいる。 

3月13日(日)
 後藤田正晴さんの本を読む。

 夜、テレビの収録。

 今の人権擁護法案には反対だけれども、自民党の法務部会の一部で

 繰り広げられていた人権救済機関をつくる必要はないという考え方には

 反対である。
 わたしは、メディアや表現の自由に対する公権力の介入にはとても

 慎重な態度である。
 表現の自由がきずついたらなかなか回復ができないと思うからである。
 表現行為の差し止めのときも、いわゆるNHK問題のときも、

 表現行為の重要性ということで発言してきたのはそのためである。
 でもどんな差別表現も許されるとは全く考えていない。
 だれしも差別的表現によって人を傷つける権利はない。
 人権救済機関は必要であり、つくれと国連から言われ続け、韓国は、

 独立した
 人権救済機関をつくり、刑務所や警察、拘置所などの人権侵害を

 多く救済してきた。人権救済機関はいらないという自民党の一部の

 意見は、おかしい。

3月14日(月)
 法務省が、顔識別機能と指紋データやさまざまな電子情報が入っている   身分証明書(現在は「e-passport」と呼んでいるが将来は、

 身分証明書になる可能性もある)の研究開発費として予算を要求して

 いることについて取材を受ける。

 外国人の人たちが、指紋押捺拒否をして、裁判を起こし(「人差し指

 の自由」などとも呼ばれた)、指紋押捺を撤廃させたことに感動した

 私は、今度は、日本国民が顔のデータと指紋データをとられることに

 ショックを受けている。

 国家に膨大などのような情報が蓄積され、どのように活用されているのか

 実はブラックボックスであるのに対し、一人ひとりの個人は、国家に

 対して、限りなく透き通り、掌握されている。

 人権侵害救済法制定をめざす企業集会に出席する。

 

3月15日(火)
 予算委員会の公聴会で、午前と午後の2回質問。
 午前のテーマは、財政・経済。
 午後のテーマは、外交である。

 その後、厚生労働委員会で質問。
 テーマは、今年は戦争が終わって60年、今まで置き去りにしてきた問題を
 きちんと政治的に解決すべきだということである。
 ぜひ議事録を読んでみてください。

 夜は、共謀罪に反対する請願デモを受ける。
 未遂よりも、予備よりももっと早い段階、共謀の段階で処罰するなんて、
 大問題。
 犯罪の実行の着手にもなっていないにもかかわらず、話をしたことだけで
 処罰をされてしまうのである。

3月16日(水)
 原子力政策転換議員連盟に出席。

 ところで、元チェス世界王フィッシャーさんが外国人収容所に8ヶ月間

 収容されている。
 アイスランド政府が外国人パスポートをフィッシャーさんに対し出し、
 受け入れると言っており、本人も自費出国をすると言っているにも

 関わらず、
 フィッシャーさんは拘束され続けているという、前代未聞のことが起きて
 いる。
 このことについて、法務省に行き、三浦局長と話し合う。
 日本政府は、第三国が受け入れを正式に表明しているのに、
 なぜフィッシャーさんを拘束し続けるのか。
 出して欲しいと訴える。
 三浦局長は、「アイスランド政府が市民権をフィッシャーさんに与えれば
 出られる」と言明。
 市民権があろうがあるまいが、パスポートがあるので、アイスランドへの
 出国を認めるべきである。

 その後、アイスランド大使館へ行き、大使と話をする。
 大使は、「すぐ本国に報告する」と言ってくれる。

 夜、外国人収容所の外国人にあたたかい食べ物を という品川入管に

 対する、キャンペーン、集会に出席し、発言する。

3月17日(木)
 高速増殖炉もんじゅに対して、設置許可がなされたが、それを無効とした
 高裁判決に対し、国が上告をした。
 今日は、最高裁第一小法廷で、この事件についての口頭弁論が開かれる。

 私は、傍聴券をもらうため、雨の中行列にならぶ。
 こういう経験は、実は生まれて初めての経験である。
 実は、クジにははずれたが、券を譲ってくれた人がいて(ありがとう!)
 最高裁判所の法廷を傍聴できた。
 
 婚外子裁判撤廃の裁判で、代理人のひとりとして、大法廷で弁論をした
 が、最高裁の事件の傍聴は、はじめてである。
 住民の人が、切々と安全性の問題について弁論をするのが、胸に響く。

 帰ると、何と同じ最高裁の第一小法廷が、狭山差別裁判の特別抗告を
 棄却した決定をだしたと連絡をもらう。
 3月24日に、弁護団は最高裁で話し合うことになっていた。
 打ち合わせの日が正式に決まっていたのに、なぜキャンセルの連絡も何も
 なしに、不意打ちの棄却決定なのか。
 ひどい。
 
 こんな手続きは、ありえないことだ。
 この事件の弁護士の一人として、記者会見に臨む。

 厚生労働委員会で質問。(議事録は来週UPします)

 

3月18日(金)
 本会議。
 厚生労働委員会で質問。

 社会新報の連載「いのちの対談」で永六輔さんと対談。
 夜、大学時代の女友達たちと食事。

 

3月19日(土)
  監獄人権センターの10周年記念シンポジウム。
 
  アイスランドの国会の委員会で12対0の全会一致でボビーフィッシャーさんにアイスランドの市民権を与えることを決定。
  本会議で市民権が与えられれば、フィッシャーさんは日本の入管法53条1項に基づいて、アイスランドに出国できることになる。
  ワーイ!
  アイスランド大使に話しに行き、市民権がポイントであるとの文書をアイスランドに出し、テレビへのインタビューに応じた甲斐があった。
  ワーイ!ワーイ!ワーイ!
  インタビューをアイスランドの国営放送はトップで報道してくれたそうだ。

 

3月20日(日)
  福岡へ行って、宮崎まで飛行機で飛ぶというスケジュール。
  社民党の副党首である渕上貞雄さんのお母さんが亡くなられたので、渕上さんの実家におくやみに行く。
 
  渕上さんの実家へ行く途中、高速道路で地震にあう。
  車がグラグラ揺れて、本当に驚く。車のパンクのせいかと思ったら、地震であった。

 渕上さん宅へ。
  電話が途中からつながりにくくなる。
  帰り道、高速道路に乗ろうとすると、閉鎖になっていた。
  宮崎に飛行機で行けるかどうか、心配になってくる。
  玄海島の倒壊した家なども心配。
  避難所に2700人などの方が、避難しているとのこと。負傷した人も500人くらいいらっしゃるようだ。
  本当に心配である。
  いろんな人が心配して、私の方への連絡がはいる。
  しかし、連絡が入りにくいようだ。
  電話がつながりにくい。

 夜、宮崎の実家に泊まる。

 

3月21日(月)
 宮崎。
 起きると、花粉症のため、喉が痛い。

 その後、決起集会。
 衆議院の宮崎一区から、県会議員の鳥飼健二さんが立候補予定。
 故郷の宮崎から立候補予定が出て、本当に嬉しい。
 ランランラン。
 花粉症のため、鼻水をたらしながら決起を促す話をする。

 故郷の経済と雇用が心配。

NEW!!

3月22日(火)
 午前中は、厚生労働委員会。
 戦没者等の遺族に対する特別慰霊金支給法の一部を改正する法律案と、
 児童扶養手当の引き下げについての法律案について質問。

 花粉症に苦しみ、喉が痛い。

 

NEW!!

3月23日(水)
 予算委員会で、午前中は政治とお金について質問。
 午後も質問。質問項目は以下のとおりです。
  1 BSE問題
  2 辺野古問題
  3 戦後60年問題
  4 緑の雇用について
  5 浜岡原発について
   浜岡原発。浜岡原発の運転は、耐震補強の工事が終わるまで、

   運転を止めるべきではないか。
  来年度予算が成立。
  国民の負担増、福祉切捨てのひどい予算がひどいもので成立。
  戦後四番目のスピードである。

 チェスの元世界王、ボビー・フィッシャーさんのことで、

 入管局長と何度も話をする。
 明日、12時40分に成田から、アイスランドに行けることになった。
 良かった。
 本当によかった。
 NGOの人たちも喜んでいる。

NEW!!

3月24日(木)
 常任幹事会のあと、成田空港へ。
 ボビー・フィッシャーさんのお見送りである。
 あいさつをして見送りたい。
 アメリカが引渡しを求めているので、彼が受け入れを望んでいる

 アイスランドに行けるか。
 飛行機に乗るまで気が抜けない感じ。

 フィッシャーさんと少し話をする。
 彼は8ヶ月間、外国人収容所に収容されていたので、

 「もっと早く取り組んでくれよ」と冗談交じりに言っていたが、

 その後すぐ、

 「なぜ今回早く出られたのだい?」と聞く。
 アイスランド国会への働きかけや、大使館の動きなど、この一週間の
 動きを話す。

 3月16日(木)に、入管局長と話をしたときに、現時点でのポイントは、
 「市民権」であることがわかった。
 「アイスランドが市民権を与えれば、ボビー・フィッシャーさんは、
 アイスランドへ行けますね」と聞くと「その通りです」という答え。

 そこでアイスランド大使館へ行き、アイスランド大使に話をした。
 大使は「本国にすぐ連絡をする」と言ってくれた。

 3月17日(金)にアイスランドの国会の委員会が、12対0の満場一致で、

 彼に市民権を付与することに賛成してくれた。
 3月21日(日)にアイスランドの国会の本会議で、反対ゼロで、彼の市民
 権付与を承認された。
 3月22日(火)に大統領がサインをして、フィッシャーさんに市民権を
 与えた。

 それを受けて、3月23日(水)に出国準備、3月24日(木)にアイスラ
 ンドへ出国ができた。

 今回は、NGOと弁護士と、アイスランドの大使館と、国会と日本の国会
 議員の国際的なチームプレーで特にこの一週間で急激に動いていった。
 本人の苦労と、弁護士、NGOの努力に感謝。
 そして受け入れ。異例のスピードで最短距離で、市民権を出してくれた、
 アイスランドの国会とそれを支える人々に大感謝である。

 フィッシャーさんは、フィッシャーさんだったからこそ、

 8ヶ月も拘束され、アイスランドが外国人にパスポートを出しても、

 出られなかったと言われているし、逆にフィッシャーさんはだったから

 こそ、アイスランドが急遽市民権を与え、出国できたとも言える。

 フィッシャーさんでない、国際的に有名でない、多くの普通の人たちが、
 収容されていることを思う。

 戸籍続柄欄の婚外子差別の、東京高裁判決。裁判所へ行く。
 今までの判決の中で、最もひどい判決。地裁の出した、プライバシー権を
 侵害しているというものも否定し、子どもの権利条約や、国際人権規約
 違反はまったくないと言っているのであるから。
 プンプン。

NEW!!

3月25日(金)

 ボビー・フィッシャーさんの件で、司法記者クラブに弁護士と一緒に

 記者会見。

 宮城県の補欠選挙の予定候補者の田山えいじさんと政見放送の録画撮り。

NEW!!

3月26日(土)
 福岡地震の視察で、社民党調査団を組んで福岡へ行く。
 一週間前に、私は福岡にいて、地震にあった。
 西之浦で、段差が広がって、使えなくなった漁港や、家の中のひび割れ、
 ゆがみなどを見る。
 船に乗って、玄界島へ。
 小泉総理は、ヘリで玄界島へ行ったが、私たちは船で行く。
 島の人たちは、こうやって福岡市内と行き来しているのだと実感。
 玄界島では、家が将棋倒しになり、石垣や道路が壊れていた。
 この家は、全壊か半壊かという話ではなく、上の家が下の家に壊れて
 倒れてきている。
 石垣や道路が壊れていて、まちをどうするかということが、本当に、
 問題である。

 政治の力が必要である。
 漁港も壊れている。。
 玄界島に残っている人たちと交流し、話を聞く。

 その後、体育館に避難している人たちの所へ。
 ほとんど全員の人たちと話しをする。
 「早く島へ帰りたい」
 「着の身着のままで出てきたので、せめて貴重品をとりに帰りたい」
 「家を新築し、三ヶ月しか住んでいない家が壊れて、ローンだけが
 残った」
 「仮設住宅、玄界島に80棟、福岡市に120棟と発表されている。
 けれどもなれない福岡市で、車もなく仕事もなく、暮らして生きづらい。
 ある女の人が言う。
 「てんま船で夫と一緒に漁をしている。夫が漁をし、私が海女として
 獲っている。私は50歳だけど、あと2,30年は頑張りたい。
 仮設住宅が福岡市にあったら、とても時間とお金を使って、玄界島に
 いけない。
 早く働きたい。
 漁師の男の人たちも、ここでは、丘の上に上がったカッパだ。とも言う。
 一人ひとりが、玄界島をいかに愛しているかが、切々と伝わってきた。

 「玄界島を忘れないでくれ」とも言われた。
 私は、九州人なので、みんなの九州弁(?)も全部わかるし、女の生きの
 よさも、明るさも心意気も分かるし、男女のざっくばらんさも懐かしい
 ものだ。

 本当に嬉しかったのは、立ち上がって体育館を去る時に、体育館にいた、
 ひとりの人が、自発的に立ち上がって、全員で拍手をしてくれたことだ。
 予想していなかったことで、心から嬉しかった。

 私は、避難している玄界島の人たちを励ましに行ったけれど、逆に、
 多くの人たちに「頑張ってください」と言われた。
 励ましに行って、励まされて帰ってきた。

 要望をまとめて、月曜日に防災大臣あてに要請する。

 福岡は、4000億円の予算。
 2000億円も被害が生じていないという意見。
 しかし、そうだと局所的に被害が発生した場合、激甚災害指定がされない
 ことになる。
 行政単位が広域的になると、これからは、この用件がもっともっと、

 問題になるだろう。
 見直す必要があると思う。

 夕方は、社民党の憲法部会。
 先日、後藤田正晴さんと憲法について、じっくり話をする機会があった。
 「権力は謙抑的であるべきだ」という意見に大賛成。
 自民党の議員にもっと言って欲しい。

 

NEW!!

3月27日(日)
  社民党神奈川県連合の、定期大会。
  その後、東京都議選の予定候補の大久保青志さんの応援に世田谷へ。
  花粉症のため、街頭演説はちと辛い。
  薬を飲んでいるが、喉が痛い。
 
  本多劇場の、本多一夫さんの実物に会う。
  下北沢は、大学一年生のときに住んでいた。
  大好きな町。
  下北沢がつぶされるのは、ごめんだ。

 

NEW!!

3月28日(月)
 全建総連の定率減税縮減反対の集会に出席。

 防災大臣に対する「福岡県西方沖地震」災害対策に関する緊急申入れを
 行なう。
 激甚災害指定をするよう、申入れ。
 林田防災副大臣は、「激甚災害指定は難しいが、予算はつける」という
 回答。
 離島振興法の活用や、予備費からの支出の示唆。
 被災者支援法の柔軟な適用を約束。
 激甚災害指定がされるためには、その自治体の予算規模の半分ほど、
 被害総額がなければならない。

 

NEW!!

3月29日(火)
 「みのもんた 朝ズバッ!」に出演。
 また、スマトラで、マグニチュード8.5の地震が起きたと聞いて、

 本当に驚く。
 余震というが、大きな地震だ。
 亡くなった人が290人くらいになったそうだ。
 スマトラ地震については、以前NGOの人たちに話しを聞き、3つのNPOに
 寄付を渡したが、政府を含め、私たち、そして私自身も考えたい。

 厚生労働委員会で質問。
 「憲法委員会」と国民投票法反対の市民集会に出席。
 いろんな立場から反対の発言が続く。
 まず第一に、憲法調査会は「憲法について広範かつ総合的な調査」をする
 ために、設置されたもので、憲法改正調査会ではなかった

 方向性を意図をもって、報告書をまとめ、改正に結びつけるのは、
 設置の目的に反する。
 口述人や参考人の意見を報告書に「付記」するだけにとどめるのは、
 公述人や参考人の人たちに失礼ではないか。

 第二に憲法改正のための国民投票法には反対である。
 国民主権も、住民自治もとっても大事である。
 私は、一般的に国民投票法案に反対するものではない。
 しかし、今の国民投票法案は、どうだろうか?
 夜中に包丁を研いでいて、
  「あなた何してるの?」と聞いたら、
  「憲法九条を刺し殺すため」と言われるようなものである。
 憲法9条をかえ、基本的人権を制限するための、憲法改悪のための、
 国民投票法案ではないか。
 また、提案されると言われているものについても、メディアを規制し、
 市民の運動を規制し、市民にきちんと浸透しないうちに投票ということ
 になるのではないか。

 憲法調査会は5年の役割を終え、当初の予定通り終わるべきである。
 憲法改悪法案の発議や、国民投票法案の提案をすることになりかねない。
 「憲法委員会」の設置も許してはいけないと思う。

 

NEW!!

3月30日(水)
 選択的夫婦別姓の導入と婚外子差別撤廃を盛り込んだ民法改正案を、
 参議院の三野党(社民、民主、共産)で提出。ワーイ!
 法務委員会に付託し、審議し、成立できるよう、がんばりたい。

 三野党は、賛成だし、公明党も民法改正については、

 ずーっと賛成である。
 自民党の中には、賛成の人もいる。
 本会議で採決したら、通る可能性大なのにな。働きかけて、がんばろう!

 タクシーの中に名刺入れを落としたら、運転手さんが「がんばってくだ
 さい。応援しています。」という手紙をつけて、全くの匿名で、速達で
 おくってくれた。ありがとうございます。

NEW!!

3月31日(木)
 厚生労働委員会で質問。
 健康、性感染症、HIVや性教育の必要性について質問した。
 3日連続、厚生労働委員会で質問です。

 薬を飲みつづけているけれど、花粉症がひどい。
 超低空飛行でがんばっています。

   
     
 

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