ホーム オピニオン 最新活動 定例記者会見 国会質問 発言集 マニフェスト

 

2001年1月1日発行
14 号



   
21世紀もよろしく
   
こんな21世紀にしましょう!
みずほの考える希望の21世紀へ
   
21世紀を詠う
   
対談 辻元清美さん・福島瑞穂
女性やNPOが社会を変える起爆剤になっていく
   
MIZUHO NOTES
   
 
   
 
   
 
   
   

 
4



    辻元清美さん(衆議院議員)
福島瑞穂


■政治文化を変えよう

福島 こんにちは〜。いつも元気な辻元さん、わたしはとにかく辻元さん、保坂さん中川さん、もちろん土井たか子さんは当然として、辻元・保坂・中川、この三人組が元気そうにやっているのを見て、ああ、わたしもやっぱり、一肌、二肌、脱ごうと思ったので、そういう意味では辻元さんが元気にがんばっているのは、トラバーユして立候補するときも大きかったし、ほんとに心強いですよね。小選挙区で勝ったのも、ほんとにすごいよね。さすが辻元!
辻元 いや私はね、反対に、社民党は参議院が暗かったから、福島さんが来てくれて本当によかったと思う。
福島 ありがとうございます。
辻元 やっぱり市民派というか市民運動というか、NGO/NPO的な感覚を持った議員が衆参両院で連携を組めるということは、とても大事だと思う。だから私は次の参院選でも社民党の、特に女性のNGO/NPO的な感覚を持った人を増やすことがとても大事だと思ってる。で、衆議院では増えたじゃない、市民運動出身とか現場出身とか。だから参議院で増やしたら、私は社民党だけでなく日本の政治も空気が変わると思う。
福島 そうなんですよね。衆院選後、国会の雰囲気が変わったので、参議院もまた一挙に増えるといいなぁという期待はしています。
辻元 国会の中の政策を変えるだけじゃなくて、やっぱり政治文化を変えなきゃいけないと思う。草の根封建おやじのね。
福島 そう、密室悪代官政治
辻元 もうほんとに、顔見ただけで悪代官やし、そのにおいがプンプンしてるような。そういう文化を変えること。それから、政策立案のスタイルを変えること。NGO・NPOと一緒に政策を創っていくっていう。自然エネルギー促進法案とか、NPO法もそうだけど、そういうプロセスや政策の立案過程を変えていくっていうのも非常に大切だと思う。
福島 辻元さんも私も非常に似ているのは、もちろん他の人もそうだろうけど、社民党のいい意味での理念やスローガンをどうやって具体化するかっていうふうに、かなりシフトしているっていう気がする。実現してなんぼ、とは思わないけれど、たとえば、遠い所に頂上が見えるとしたら、そこに向かってどういう形で歩いていこうかっていうところを、具体的に見せたい、具体的に結論を出したい、具体的に法案を通したい、っていう感じに、いま国会の社民党の空気はなっていますよね。
辻元 現場で活動していくっていうか、そういうスタイルが身についているから、最後まで抵抗したり、変な妥協とか根回しとかに負けないし、それから私の場合だとどこかの業界とか組織の代表として国会に来ているわけではなくって、市民1人ひとりの自発的な意思によって投票してもらって国会に来ているので、何か決定するときに自由な発想で動ける、そこが強みだと思うのね。というのは、大きな団体や業界の支援を受けて来ている議員は不自由で、やはりどうしても「後援会と相談します」とか、「自分の所属団体と相談します」とか、フットワークが重いのよね。
福島 その「最後まで抵抗する」っていうのは、すごく重要だと思っていて、どうしてがんばんないのって思うんですよね。本気でがんばったら、あるいは野党第一党の中の人がもっとがんばったら、ものすごく変わるのよね。そこのところでどうしてって思いますよね。
辻元 捨て身になるっていうことをしないし、それと民主党はいいとこ取りで、相手に貸しをつくって、それを後で取り返そうとか小手先の国会運営みたいなことばかりしていて、野党第一党としてその場でふんばって本当にがんばるということはあまりしていないと思う。そういう政治を変えていくには、やっぱり市民運動なんかをやってきた、非常に具体的に動く人たちを1人でも2人でも増やすことだと思う。
福島 そうねえ。こういうことを実現したいとか、こう思っている、ということがあれば、本気でがんばるのよね。私も、もっと国会議員は本気でがんばれって思う。「上から言われたらしょうがないじゃない」なんて言わないでっていう感じ。自分で状況を変えてやるんだくらいどうして思わないんだって。少年法って、参議院では衆議院と違って、1人も造反が起きなかったのよ。民主党も(少年法改悪に)全員賛成。
辻元 そういう体質そのものをやっぱり変えていかなきゃならないと思うんで、今度の参議院選はものすごく大事だと思うし、社民党は男女半々の数の政党ということで非常に誇れる政党になったしね。
福島 ちょっきり半々なのよね、衆参合わせて。
辻元 だからその特長をいかして、活動していく。そのためには最低3分の1、できれば半分半分、男女同数の候補者を擁立することが大事だと思います。21世紀をまもなく迎えるけれど、やっぱりキーワードは女性であったり、NPOであったりってなってくると思う。社会を変えうる起爆剤になっていくと思う。で、社民党をそれを先取りしていく政党に生まれ変わらせていくことが大切だと思う。
福島 そうですよね、どこの政党も変わろうとしている。自民党は変わろうとしても自浄能力がないということが、加藤さんの事件で明らかになったと思うけれどね。やっぱり社民党が一番地に足をつけてがんばれると思う。
 21世紀は私たちが創るって思っていてね、女性・NPOって、まさにそうだものね。もちろん一緒にやる男性も。それでちょっと話が大風呂敷なんですけれども、暴力などのことに取り組んでいると、家庭内暴力でも夫からの妻への暴力でも、支配・被支配の関係で、男性の側は「俺の言うことを聞け」「女のくせに」「妻のくせに」、そして女性の側は「言っても仕方ない」「変わらない」と思って我慢する、という権力構造がある。特に様々な差別の根源にこうした性差別があると思うし、権力で支配・被支配をしていくという関係から、どうやったら21世紀は協調形態社会になるのか、と思う。国会は最も協調形態ではない社会なんだよね。だから、これらと闘いつつ、どうやって変えていくのかというのが、21世紀のすごいテーマかな、と思っているのよね。どうですか?

■エコロジーとジェンダーフリー
辻元 政策1つひとつの文言がどうとか、どういう構成であるかというのではなくって、根本のそれを貫く理念とか、思想みたいなものに迫って変えていかなきゃいけないと思う。21世紀は、今の支配・被支配の関係を変えていくっていうことと、それから私はすべての政策の根底には2つの地下水が流れてる、流しながら変えなきゃいけない、と思ってる。
 1つはエコロジーで、それこそ厚生省が出してくる法案であろうが、私たちが議員立法でつくる法案であろうが、すべてエコロジーの視点で全部点検し直すべきだと思う。
 もう1つは、ジェンダーフリー。結局その部分が欠落しているというか、なんぼ立派なことを言っても根本でわかってないってことが多いって思うし、だから法律を実現する場合にも法律をつくるときにも、その2つの地下水をきっちり点検して、流していかなきゃならんと、私は思っているんですよ。そういうことを実現できるのは、社民党だと思っている。
福島 そうねぇ。言いたい放題は言えるところですよねぇ。社民党の議員の人たちは、「社民党」っていう枠を超えちゃってる部分もありますよね。もちろん社民党員なんだけど、もっと「その人」らしいところがあるかもしれないね。
辻元 そうそう。1人ひとりを大切にして、その個性を生かしながら、そして政党がある、と。政党でがんじがらめに、こういう役割だからこういう議員活動っていうんじゃなくって、逆の発想でやっていくという。
福島 ほんとにそう思うよ。他党を見ていると、中にいろんな人がいても、トップが決めると、党が決めたことだからって覆せないように見えるよね。
辻元 ピラミッド的な組織は、政党だけじゃなくって、会社もそうだしね。そごうがつぶれて、なぜユニクロが受けているかっていう。ネットワーク型とか市民参加型の会社とか政党は、これから成長株だと思うけど、トップダウン型のピラミッドで硬直した決定機関しか持てないと、いくら大きくてもタイタニックのように沈没していく、と。私は自民党を見てると、ほんとに羅針盤が壊れたタイタニックに見える。でも、社民党は小さな船だけど、羅針盤がしっかりしてはっきりしているの。ちゃんと岸に着くし、走っていく。私は民主党なんかも、組織のあり方や情報の発信方法・市民参加の度合などによって、いくら今大きくって野党第一党といっても、危機に直面する可能性はあると思う。
福島 そうねえ。私自身も社民党に入った理由は、根っこのないところには花は咲かない、社民党には根っこがあるからここからは変えられる、と思った部分もあって…。21世紀は私たちが創る、ということで、社民党は女が元気に、男もやさしく元気にがんばっている、という感じですね。
辻元 だから、『頑固に平和、元気に福祉、
辻元・福島 生き生き女性』!
福島 辻元さん、前に言ってたよね。「老舗の旅館が傾きかけて、土井さんがおかみでがんばってて、みんなで建て直すんだ」って。
辻元 そう、老舗の全国チェーンの旅館だったんやけど、つぶれかけたところに私たちが入って、今、『細腕繁盛記』じゃないけど(笑)、建て直してるわけ。でも、全国チェーンのデパートにすればいいかっていうと、そうじゃなくって、やっぱりユニクロみたいなメッセージ性のある政党に変えていく。
福島 特に街頭演説とかやってるとそう思う。政治って、私は夢を売り、希望を売り、政策を売り、実践を売るので、代わりに支持、そして1票を下さいっていう、こういうはっきりした契約関係ですよね。だからこちらがさぼって汗をかかなくなったら、それは支持してもらえないし、目標に向かって楽しそうに自然体でがんばっているかぎり、1票を下さいっていう、この関係で、っていうか緊張関係で…。
辻元 超緊張関係で(笑)。
福島 1人ひとりと契約を結ぼうって、そんな感じなのよね。
辻元 そういう新しいスタイルを試行錯誤しながら、創っていくっていうのは、楽しいよね。新しい価値の創造みたいな。
福島 そうだよね。
辻元 だから…
辻元・福島 共に闘おう!(笑)
福島 確かに新しいことを新しくやっていくこと、そして政治の世界はやっぱりおもしろいよね。一寸先は闇というか、一寸先は光というか、とにかくやれば手応えはあるし、だからおもしろいのよね。例えは悪いけど、ばくちのものでは最大のものではないでしょうか。
辻元 あー、じゃあもう私はばくち打ち(笑)。ハイリスク・ハイリターンのルーレットに賭けてるようなもんやな。
福島 そうねえ。選挙のときに、(候補者たちは)自分が当選すると思って賭けたわけじゃないかもしれないのよ。だけど、可能性に賭けているわけだから。賭けなきゃ何も生まれない、そして、政治は賭けるに値するものである、と。
辻元 そうそう。一緒に賭けましょう(笑)。
福島 21世紀も一緒にがんばりましょう(笑)。

(2000.11.28 衆議院・辻元事務所にて)




 

 |  福島みずほ後援会サイト  |  メールマガジン読者募集  |  国会へ行こう会会員募集  |  学生ボランティア募集
 |  カンパ受付  |  ご意見・ご質問  |  連絡先  |  サイトマップ

   Copyright © 2004 Fukushima Mizuho. All Rights Reserved.