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2000年8月8日発行
12 号



   
いよいよ これから
   
対談 原陽子さん(衆議院議員)・福島瑞穂
「世界中の人たちと協力していろんなことをやっていきたい」
   
命こそ宝 ―命を大切にする瑞穂の政策―
   
MIZUHO NOTES
   
 
   
 
   
 
   
 
   
   

 
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 原陽子さん(衆議院議員)
 福島瑞穂

●国会の様子
福島 こんにちは。どうですか? 初めて国会に出てみて。
 やっぱりおじさんが多いなと。ほんとに年配の人が多いということを身をもって感じさせられたと言うか。福島さんがずっと「男の世界」と言っているのが、意味が分かったと言うか。
福島 衆議院はね、まだまだ女性は少ないしね。ま、参議院もまだまだ少ないけどね、17%だから。
 私は私たちが座っている野党の側と向こうの与党の側と「全然違うでしょ」と思いながら座っていました。そっちは黒ばっか、こっちは華やかーって感じで。この間の国会は3日しかなかったうちで副議長の選出でもめたんですが、かなり待たされて、結局私たちが「反対」という意思を示したとしても、数で向こうが多ければ、それで決まりじゃないですか。だからほんとにシナリオ通りに動いてるっていうのもすごい感じて…。
福島 そのシナリオをどうやってぶっ壊すかっていうのが仕事ですよね。
 ほんとにそれを感じましたね。こうやって私たちのいろんなことが決められていたんだ、ということを感じて。これじゃいけないでしょ、何とかしなきゃな、ということを感じました。今は何もわからない分、「あれもできるかも」「これもできるかも」っていうことをしていきながら、その中でできることを1つひとつやっていこう、と思ってるんですけどね。

●いろんな人が政治家になる良さ
福島 桜美林の大学生(原さんの出身校)とか、政治が身近になったんじゃないですか? 選挙中みんなほんとによく手伝ってくれたよね。お友達がね。
 ほんとですよね。それと、みんなが「政治が身近になった」とか「今回初めて選挙に行きました」とか言ってくれたのが嬉しかったですね。
福島 政治がすごく過剰になって、「政治がすべて」ってなっちゃうのも気持ち悪いけど、まったくゼロっていうのもまた…。ほどよい距離というか、ね。もっと普通の人にとって政治がほどよい距離になるといいですよね。みんなが少しずつ政治的な権力も持っているみたいな、そんな風になるといいよね。
 だから、「政治家って、いい仕事よ、楽しい仕事よ」っていう風に言っていきたいなあ。
福島 私、いい仕事だと思う。いろんな人が政治家になる良さっていうのもあると思う。もちろん、はっきり言ってどんな人も政治家に向いているとは思わない。向く向かないとか、それはあるけれど、今はあまりにマーケットが小さいから、いろんな人が「ああ、私もやれる」って思ってくれたら、それはすごい広がると思うんですよね。
 そうですね。「原陽子でもできる」って言い方は、私にとってはまったくマイナスには聞こえずに、「そうよ、あたしにもできるんだから、あなたも挑戦してみなよ」ではないけれど、そういう風に思うんですよね。
福島 国会ってすごく遠いというか、今まで政治の動きと市民の動きと、割と切れている面もあったかもしれないって思うんですよ。「政治は特殊な世界」とか「勝手にやってる」とか。でも、そうやって切り離すことで政治がますます変になるわけだから、今まで政治家になることを一切考えなかったっていう人が政治に関わるようになったら、政策も変わっていくと思うんだけどね。
 いろんな意見がもっともっと届けられていくというか、もっともっといろんな意見を聞かなきゃいけないですよね、政治も。福島さんの言葉を借りると、本当に一部の人だけで行っている政治っていう感じがするんですよ。
福島 ね、そうでしょう!!
 うん、本当にすごく思ったの。国会に来て、本当にすごくよくわかった。

●世界との連携
福島 ところで、社会主義青年インター、もうすぐ行かれるんですよね、今度はどこで?
 スウェーデンです。今度は比例の各ブロックから1人ずつ、団を組んで行くらしいです。
福島 それはいいですね。それと、私の尊敬するアメリカの弁護士で消費者運動家のラルフ・ネーダーさんが、緑の党から大統領選に出馬するのよね。そういうのなんか見に行ってもいいですよね。世界中の緑の党と世界中の社会民主主義政党とネットワークが組めたらいいですよね。人権のネットワークとか、脱原発のネットワークとか、女性のネットワークとかね。作りたいねー。
 日本だけじゃなくって、たとえば平和憲法を守ろうっていうことも、世界と協力すれば、もっともっとできると思うんですよ。
福島 そうねえ。なんか原さん、しっかりしてきたわねえ(笑)。
 そんなことないですよ。でも、思いません? 世界中だって、戦争したくないとか、いろいろあるじゃないですか?
福島 だから、朝鮮半島の南北会談での統一に向けての合意なども、北朝鮮もほっとしただろうし、韓国の人々もほっとしただろうし、日本にいる人たちも、ずいぶんほっとしますよね。緊張が激化することは、私たち庶民は望んでいないよ、とか思うよねえ。
 ほんとですよね。だから、世界と協力を、特に若い人たちと協力していけば、世界中では若い人たちががんばっているんだから、そういう人たちと協力していけば、日本の社会民主主義っていうのも、もっともっと大きくなっていく、元気になっていくとも思うし、いろんなことができると思うんですよ。
福島 そうね、特に原さんは語学もできるし、そういうネットワークでがんばってもらったらいいよね。
 やっていきたいですね。

(2000.7.12 参議院議員会館・福島瑞穂事務所にて)




 

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