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1999年12月22日発行
9号



   
さらば1999年 こんにちは2000年
   
国会報告
   
「女・子ども・お年寄りを中心に据えた社会を実現したい」
対談 阿部知子・福島瑞穂
   
福島事務所のミレニアムの抱負 2000〜3000
   
福島事務所で考えた2005年の社民党の広告
   
MIZUHO NOTES
   
 
   
 
   
   

 
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戦争と大量殺戮の時代から共生の時代へ

福島瑞穂 

「原始女性は太陽であった」といったのは平塚らいちょうさん。
 原始女性は太陽であったかどうかはわからないけれど、いろんな人が書いている歴史書などを読んでみるとどうも昔々は、強権的、あるいは支配的な権力の社会ではなくもっと牧歌的な社会があったらしい。それだけ文明が進んでいなかったからだよという意見もあるだろうけれど、集落も壁でかこって敵が侵入してこないようにするつくりの前には、敵からの侵入など念頭におかない、城壁などでかこわない集落やまちもあったのである。
 人間にとって戦争や大量殺戮は必要悪で仕方のないことのように考えられているけれど、そうでない社会もあったのだという仮説に勇気づけられる。何千年という単位で歴史は動いているのではないだろうか。ここ数千年、人間は戦争に明け暮れてきたけれど2000年からはそうでない時代の始まりとなるだろう。そして、そうしていかなければ、人間はもう生きのびてはいけなくなる。
 ジョン・レノンが歌った「イマジン」が実現するのが、3000年である。3000年まで生きて見てみたいもんだ。


3000年には環境問題なし

竹村英明(環境・平和問題担当) 

 2010年には原子力は全廃、天然ガスと風力発電そして燃料電池が、その後の主力エネルギーとなるが、太陽電池の革命的効率向上とエネルギー効率全般の向上により、エネルギーはほとんど太陽光と太陽熱でまかなえるようになる。2100年の地球温暖化危機はなんとか回避。厄介な放射性廃棄物は国会の地下に50万年間保存され、国会がこれを管理することになる。
 2100年には食糧危機が危惧されたが、エネルギー集積型の家畜や遠洋漁業がコスト高と健康問題から衰退、雑穀食と近海漁業の見直しで食糧危機は回避、人類の平均寿命も100歳に伸びた。ただ3000年には牛乳もアイスクリームもない。ちょっと残念だが。
 2000年初頭に環境ホルモンによる影響はHIVウィルス以上に深刻な状態となり、一時は世界人口が減少に転ずるという事態を招くが、大量生産大量消費という企業文化を見直し、石油の採掘を含め石油製品の製造と使用を禁止して危機を回避。プラスチックは澱粉等から、ガソリンは菜種油等からの代替品で何ら支障なし。2200年にはすべての物質のリサイクルが実現、ゴミもゼロとなる。
 おまけ:21世紀半ばに性は選択制となり、男女好きな方を選べるため一時は人口の90%が女性というときもあって混乱するが、21世紀終盤には安定。3000年には性別そのものが無意味化。ちょっと味気ないかな。


今年を振り返って―次のミレニアムに向けて

新津久美子(人権担当) 

 1年も早いもので、もうすぐ新しい年がやってきます。ノストラダムスの予言の危機も回避され、こうして人類が地球に存続しているのは、喜ばしい限りでしょう(他の生物から見れば必ずしもそうとは言えないのかも知れませんが…)。
 視点をマクロから我が日本国へとミクロに移せば、今年の国会は本当に大荒れでした。20年30年と長年秘書をやっておられる方々に聞いても、今年の国会は特筆すべき強行ぶりだったようです。悪法多く、中でも盗聴法、私の今年度の仕事の半分は同法の反対に関するものでありました。資料集めや質問作成、党内調整や超党派議員への呼びかけ、市民団体やマスコミとの連携、数多くの集会の開催、山のような電話対応、そして1つでも多くの機会を捉えての発言…。半年以上に渡る、こうした福島さんの文字通り全力の行動を、側面でサポートする立場に恵まれ、共に闘えたのは、個人的にも本当に貴重な経験でありました。多くの信頼できる仲間も出来、熱い思いも何度もし、成立を止められなかったにせよ、私にとって「盗聴法」はこの一年で公私含めて最大の事項でありました。(この法律に関しては、来年早々にも廃案に向けた法案を出し、廃案運動を展開していく予定です。乞ご期待下さい)
 次のミレニアムに向けてですが、私は1000年先となると、正直なところ、ちょっと想像がつきません。ただ、どんな世の中になっても、人が人としてお互いを尊敬し、尊重し、それぞれの選択肢が自然に認められ、自己実現が図れる社会であれば良いな、と思います。そして、できうるならば、人間だけではなく、他の動植物や自然・この世にあるすべてのものと調和し共生していける社会になればとても素敵だな、と思います。ユートピア的? でもそれだけの知恵は我々に備わっていると信じます。 良いお年を。


男性が妊娠したら、世の中どうなるでしょうか

斎藤文栄(女性問題担当) 

 アーノルド・シュワルツェネッガーの映画「ジュニア」 ではないが、2100年には科学の進歩により男性も妊娠できるようになるのではないだろうか。…と、SFの世界を想像するのはとても楽しいが、もう少し現実的に考えてみると、ワークシェアリングが進み、仕事にもプライベートにも余裕ある生活が生まれる。育児休暇を取る男性が多くなる。バリアフリーの社会基盤が整い、高齢者や障害者がより第一線で活躍するようになる。地方で、国会で女性の政治家が多くなる。2010年には女性の国会議員が50%を超す。女性総理の誕生はもっと早い? 女性に対する暴力の追放(国をあげた一大キャンペーンの結果)で新ミレニアムは始まり、3000年には暴力、戦争は存在しない。2100年にはマラソンの世界記録で女性が男性を抜き、2202年のワールドカップ・サッカーで日本チームが優勝。MVPはキャプテンの女性に。(先日、やっと女性のワールドカップ・サッカー決勝戦米国VS.中国をビデオで見たが、素晴らしかった! なぜ日本でテレビ放送がなかったのだろうか) なぜか話がだんだん体育会系になるのは、どうしてだろう? つまりは個人の可能性を制限しない世の中にするということが言いたいのですが…。

 

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