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答弁書第二九号
内閣参質一五六第二九号
平成十五年六月十日
内閣総理大臣 小 泉 純 一 郎
参議院議長 倉 田 寛 之 殿
参議院議員福島瑞穂君提出イラク戦争時に日本政府がヨルダンに寄贈したテントに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。
参議院議員福島瑞穂君提出イラク戦争時に日本政府がヨルダンに寄贈したテントに関する質問に対する答弁書
一について
内閣府所管の平成十四年度及び平成十五年度の既定経費を充当したものである。
二及び三について
国際連合難民高等弁務官事務所(以下「UNHCR」という。)からは、平成十五年三月二十一日付けの文書(別添)により、難民用テントの調達及び輸送には相当の費用と時間を要し、緊急に必要とされる難民用テントがイラク周辺国では十分に手配できないことから、我が国政府に対し、備蓄している人道救援物資のうち二千人分の難民用テントをUNHCRに譲渡するとともに、ヨルダン国内の空港まで空輸するよう要請があり、これを受けて、同月二十八日に「イラク難民に係る物資協力の実施について」、「イラク難民救援国際平和協力業務の実施について」等を閣議決定したものである。
四について
我が国がUNHCRに譲渡したテントは、ヨルダン国内のルワイシェッド難民キャンプに輸送された後、その一部は同キャンプで使用され、残りは同キャンプ近くの倉庫で保管されていると承知している。
五について
UNHCRから要請のあったテントの量及び政府専用機の搭載能力を勘案し、政府専用機二機それぞれにテントを搭載し、輸送したものである。
六について
イラク難民救援国際平和協力業務の実施に当たっては、イラク難民救援国際平和協力業務実施計画(平成十五年三月二十八日閣議決定)に基づき、政府専用機二機による物資の輸送のために必要となる操縦要員、輸送物資を取り扱う要員、機器の整備を担当する要員、ヨルダン及び経由地において運航支援を行う要員等として、合計五十六名の自衛官を派遣したものである。
七について
イラク難民救援国際平和協力業務の実施に当たっては、不測の事態が発生する場合に備え、イラク難民救援国際平和協力業務実施計画に基づき、九ミリ自動式けん銃十四丁を装備していたところである。
別添 1/2
別添 2/2
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