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参議院 予算委員会 2008年3月18日
◆平成十九年度予算案
◆道路問題について◆
◆道路問題について◆
○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
私は女性ですから、女性が活躍し、生き生きと活動することはすばらしいと思い、かつ応援をしたいと思っています。しかし、女性がたくさん、道造り、道普請に多くの女性が活用をされています。
道守、道を守ると書きますが、道守くまもと会議事務局長、熊本の道を語る女性の会代表、株式会社地域連携ネットワークI・C・G代表取締役及びNPO法人ハンド・ツー・ランド代表がすべて同じ女性が務めています。それらの、また、この株式会社地域連携ネットワーク及びNPO法人ハンド・ツー・ランドが三年間で、少なくとも、公開されたもので調べたところ、随意契約で一億二千万以上のお金を国土交通省から受注をしています。金額は以上でよいでしょうか。
○政府参考人(宮田年耕君) I・C・Gに対しまして、平成十五年度から十九年度までの五か年で、道路事業費で合計で五千二百九十四万でございます。それから、NPO法人ハンド・ツー・ランドは、同じく十五年度から十九年度までの五か年で、道路事業費で合計二千四百八十六万でございます。
○福島みずほ君 こちらで公開されているもので調べたところ、パンフレットや企画運営で一億二千万以上、三年間で随意契約で受注をしておりました。
金額は若干違いますが、何を言いたいかといいますと、その人は市民の集会で、例えば、暫定税率は絶対に引き下げてはいけないと二月も発言をしています。市民の名前をかたりながら、実は国土交通省の随意契約で三年間に一億二千以上お金が流れ込んでいる。結局、これは国土交通省の利害関係者ではないか、世論の自作自演をしているのではないか。
こういうお金の使い方に関して、総理、感想をお聞かせください。
○政府参考人(宮田年耕君) 熊本の道を語る女性の会代表は道守くまもと会議の事務局長でもございますが、それぞれの立場で発言されることも多いと認識しております。
いずれにいたしましても、例えば、高速道路が通っていない地域における道路に関心の高い女性でございましたら、道路の必要性を述べられるなど、自らの考えに沿って意見を述べられたものと認識をしております。
○福島みずほ君 利用しているんじゃないですか、国土交通省が。
例えば、コンサルタントとして国土交通省が頼んでいる会社の職員が、今度はNPOの、道の問題についてのNPOの代表を務め、発言をする。すべて国土交通省と同じ見解の発言をするわけです。これは自作自演じゃないですか。全く関係ないNPOではないんですよ。
世の中には、お金がなくて困っているNPO、いい活動しながらお金がないNPOはたくさんあります。問題にしているのは、一億二千万以上のお金が、例えばあるところに単独で受注、随意契約やっている。しかも、その人が道を守るくまもと会議、熊本の道を語る女性の会の例えば代表などを務めて、暫定税率は下げるべきではないと言っているんですよ。これは、国土交通省自身の自作自演ではないか。そういう形で女性を利用するのはおかしいということを強く申し上げます。
次に、(資料提示)この間質問をいたしました国土交通省中部地方整備局が土地設計業務等委託契約書における業務委託料の詳細として六千万掛けて、一日三時間のこのシンポジウムに六千万お金を掛けているということを言いました。
この中で問題なのは、例えば業務運営費が二千四百万円なんですが、諸経費、消費税が二千万ほど掛かっています。この諸経費、消費税二千万というのは、詳細は何でしょうか。
○政府参考人(佐藤直良君) お答え申し上げます。
諸経費とは、建設コンサルタント等の管理・営業部門の職員の人件費、事務所の地代、家賃等の建設コンサルタント等の運営に必要な経費でございます。
○福島みずほ君 一日三時間やるシンポジウムで諸経費、なぜこんな二千万も掛かるのでしょうか。三百人入るということですが、三百人入ったんでしょうか。
○政府参考人(宮田年耕君) 三百人入ったというふうに聞いております。
○福島みずほ君 これは未知普請全国大会の、これがシンポジウムなんですが、これは契約書では、中部地方整備局の東海幹線道路の事務所長の高木正幸さんがこの契約の六千万円の発注をしております。どんなシンポジウムだったかというと、高木正幸さんが活動報告をやっています。活動報告を四人やる中で、二人が国土交通省自身の役人なんですよ。
こんなことやって何で六千万も掛かるんですか。自分が主催をする、自分が活動報告をする、自分が受注をする。そして、何で六千万なんですか。
○政府参考人(宮田年耕君) 前回も御説明いたしましたが、六千万全体がシンポジウムではございませんで、シンポジウムに掛かる費用は二千四百万でございます。そのほか、基礎資料の作成でございますとか、行政ビジョンの素案の作成、広報紙の作成等々で六千万でございます。(発言する者あり)
○福島みずほ君 今、二十万でできるよという声が上がりましたが、そのとおりだと思います。
一つは無駄遣い。道路特定財源で、しかもこの契約書は土木設計業務等委託契約書なんですよ。六千万ばんと出ているという無駄遣いの問題。じゃぶじゃぶ使っている。
二つ目は、自作自演ということです。国土交通省だけでやるのではなくて、いろんな人を巻き込んで未知普請ってやっているんですね。
未知普請、この運動に国土交通省は一体どれだけのお金を使ったんでしょうか。ミュージカルだけで、これは治水も入れてですね、十億円以上お金を使っています。一日三時間で六千万でしょう。全体の、この未知普請全国会議は毎年やっていらっしゃいますよね。一体、未知普請に幾ら、道造り、未知普請、これのために幾らぐらいお金を使っているんでしょうか。
○政府参考人(宮田年耕君) お答え申し上げます。
未知普請の全国大会、平成十四年度から十八年度まで、十九年度はございませんが、五年間開いております。シンポジウムの開催費用、足し算しておりませんので、一千万から二千万と、そういう費用でございます。
○福島みずほ君 この六千万というのは、もうけた外れに多いわけですが。ミュージカルもそうです。でも、ミュージカルは単に舞台の上でやるミュージカルです。
しかし、問題なのは、この未知普請運動がNPOを巻き込んでという形を取りながら、コンサルタントを頼んでいるところの職員がNPO法人の代表を、例えば主要な役割を務める。一億二千万も三年間で、随意契約だけで、私たちが公開で調べているところで一億二千万も受注してNPOの代表を務め、国土交通省の代弁をする。これをキャンペーンとしてやっているわけですよ。これは民意を偽装している、偽装世論なんですね。タウンミーティングよりもはるかに手の込んだ、はるかに徹底的なこれはキャンペーンをやっている。しかも、道路特定財源を使ってやっている。道路特定財源は、道路特定財源ではなくて国土交通省特定財源ではないでしょうか。
これについては、きちっと、縛りを掛けずに国民のために使うべきに、やるべきだと。このうみを出し切らない限り、安易に特定財源化のまますることは許せないということを申し上げ、私の質問を終わります。
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