ホーム オピニオン 定例記者会見 国会質問 発言集 議員立法 質問主意書 マニフェスト
2007年

最新の発言

国会で行われた質問に関しては、国会図書館の国会会議録検索システムを利用すれば、 すべてオンラインから調べられるようになりました。
検索条件入力をクリックし、発言者に「福島瑞穂」、検索語を記入してお調べ下さい。


参議院 厚生労働委員会 2007年10月25日

◆社会保障及び労働問題等に関する調査


◆肝炎について◆
◆社会保障、労働法制について◆


 

◆肝炎について◆

○福島みずほ君 社民党の福島みずほです。
 まず、肝炎についてお聞きをいたします。
 この肝炎の問題について、薬害肝炎問題についてはこの厚生労働委員会で私自身も十二、三回、質問をしてまいりました。三月二十七日、今年に、例えば一九八六年秋の集団感染事件のこと、そして、一九八七年に集団肝炎をきっかけとして使用実態についてなぜ確認調査を取らなかったのかということも質問しております。
 そのとき、今日も来ていますが、高橋局長は、ミドリ十字社から医療機関における肝炎発生状況の報告を受けまして、厚生労働省は同社に対しまして早急に調査を実施し、報告をするよう指示しておりますと答弁をしています。そして、厚生労働省の地下倉庫で最近報告書が出ました。旧ミドリ十字長野県松本支店からの報告書、一九八七年十月から十二月にかけての二つの報告書、メーカーとしての良心と責任を考えよという医師からの直言も見られています。
 この問題について何回も質問し、三月に質問をしました。厚労省、報告を求めた、報告を受けた、調査を依頼した、指示をした、答弁、局長自身がしているんです。
 私の怒りは、この委員会で何度も質問し、現にそのことを聞いていたのに、そのときになぜ、写しであれ報告書が出てこなかったんですか。

○委員長(岩本司君) どなたですか。

○福島みずほ君 答えてください、時間もったいないから。

○委員長(岩本司君) 高橋局長、お願いします。

○政府参考人(高橋直人君) 今回問題になったのは、個人を特定できる情報かどうかのお話であるかと思います。

○福島みずほ君 いや、違います。
 報告書があったことを言うべきじゃなかったかということです。

○政府参考人(高橋直人君) 私、三月の本委員会での質疑は大体記憶しておりますけど、そのときにそういったようなお話はなかったような気がしますし、それから、その対策の推移について御質問があったというふうに記憶しております。

○福島みずほ君 いや、違うんですよ。肝炎も、薬害肝炎問題に何が問題があり、厚労省が怠慢だったのではないかという質問をしているわけです。
 一九八七年の段階において厚労省がどういう対応をして、問題はなかったかと質問しているわけで、局長はその時点における厚労省の態度が問題がなかったかということを真摯に調査されたんでしょう。
 じゃ、逆にお聞きします。当時、あなたはこの写しの存在は御存じでしたか、この三月の私の答弁のときに。

○政府参考人(高橋直人君) ですから、その個別症例に関するような症例表とかデータとか、そういったものについての存在を私は存じておりませんでした。

○福島みずほ君 この質問をしたとき、なぜその報告書を出せとか調査をするということをされなかったんですか。

○政府参考人(高橋直人君) 昭和六十二、三年当時のフィブリノゲン製剤に関するC型肝炎ウイルス感染、この問題につきましては、平成十四年の夏に調査をいたしまして、八月二十九日、報告書出されております。そのときの調査に基づいて私はこの前の答弁をさせていただいたと、そういうことでございます。

○福島みずほ君 いや、おかしいですよ。
 私たちは国会で質問し、厚労省の対応がまずかったんじゃないかと質問し、三月の段階で現に言っている。その報告書がもし仮に当時出ていれば、状況違いますよ。なぜ地下倉庫から忽然と出てくるんですか、数日前に。なぜそのとききちっと対応しないんですか。裁判はずっと行われていて、この委員会でも、私だけでなく二〇〇一年段階から家西先生は質問しています。国会軽視じゃないですか。なぜ情報出さなかったんですか。大臣、どうですか。大臣、この状況、どうですか。

○国務大臣(舛添要一君) そのときのその委員会の、委員長、どういう質疑があったかというのを正確にちょっと知った上でないと、私の今の立場で正確にお答えすることはできません、申し訳ないですけれども。

○福島みずほ君 質問変えます。
 地下倉庫から一九八七年における二つの報告書が出てきた。この委員会において、ずっと国会において薬害肝炎問題を私たちは追及をしてきました。ポイントは一個です。厚労省の態度に問題があったんじゃないかということをずっと追及してきました。全然そういうことも出てこずに、あるいは、何とかして私たちは個人の救済をしたかったわけですよ。
 忽然となぜ数日前、二十二日に地下倉庫から厚労省が知っていた資料が出てきたんですか。というか、そのことについて厚生労働大臣、どう思いますか。

○国務大臣(舛添要一君) これは、ですから何度も申し上げているように、そういうことがきちんとできない体質は問題である、しかも文書管理についてもこういうずさんなことは駄目であると。したがって、これを徹底的にまず検証した上で立て直すというのが私の今の立場でございます。

○福島みずほ君 局長、反省はありますか。

○政府参考人(高橋直人君) 反省と申しますか、ただ詳しい事実関係だけ申し上げますが、三月のこの委員会では、たしか委員の方からも幾つか資料出されていたと思いますが、メーカーでのその内部のやり取りといったような、そういったものもあったかと思いますけど、いずれにしても、昭和六十二、三年当時のその対策についてたしか御質問を受けたという記憶でございます。個人に関してのそういったお話については、私はちょっとそのときはなかったのではないかなというふうに記憶をいたしておりますが。

○福島みずほ君 いや、そういうことを言っているんじゃないんですよ。そのときに厚労省の落ち度があったんじゃないか、対策は十分だったかという質問をし、裁判でもそのことが断罪されているわけですよ。何でそれが全然、この期に及んで資料が出てこなかったかということですよ。厚労省の完全な隠ぺい体質じゃないですか。大臣、これは厚労省による殺人とも言えるかもしれないですよ。
 厚労省が一九八六年、あるいはもっと前に、あるいは一九八六年集団感染があって報道された時点で、まあいつの時点かは言いませんが、厚労省がきちっと過去において対応していればこのような事態は起きなかったんですよ。どうですか。

○国務大臣(舛添要一君) そういうことも含めて徹底的に検証して、しかるべき対応を取りたいと、そういうふうに思っています。

○福島みずほ君 厚労省による殺人という言葉は重いかもしれないんですが、厚労省自身の対応に極めて問題があった、ある種放置をしてきたということについての大臣の見解を教えてください。

○国務大臣(舛添要一君) ですからそれも、例えばどういう資料がどこにあって、そのときの担当者がどうでどういう対応をしたか、これを一月以内に徹底的に検証した上で、そして私はきちんとした答弁をしたいと。まず、その前提がしっかりないと、まず調査が必要だと。
 私は就任してまだ二か月たちませんので、しかし過去、それは、私の今の感覚からいえば、一九八七年に青森で八例出たでしょう、お医者さんから警告ありましたね。そういうときからなぜきちんとやれなかったのかという問題意識があるんですよ。ですから、今回は四百十八件について取りあえず調べろ、そして今も続けさせています。だけど、それで終わっちゃいけませんよと。八七年にあれだけ知らせてもらっていてなぜ動かなかったのか、これ私の問題の原点ですよ。
 そうすると、八七年よりもっと前からでもいいですよ、全部洗い出す、どこに問題があったか。その上でしかるべき対応を取っていきたい、そういう決意でございます。

○福島みずほ君 これは昨日今日問題になったわけではなく、私たちは国会でずっと取り上げてきたんですよ。この点についての厚労省の責任は重いですよ。赤福は営業停止ですよ。厚生労働省だって営業停止するような事件ですよ、これは。
 それで、情報を隠ぺいしていた旧三菱ウェルファーマに対して何らかの措置をとられますか、大臣。

○国務大臣(舛添要一君) 既に月曜日にその製薬メーカーの代表を呼びまして、とにかく厳しく、一日も早く分かっている情報を出し、そして精査をしてくれと。だから、私が一番驚いたのは、まだ出てくるかもしれません、今二名、八名、私が持って、調べさせたデータでは厚生労働省の中から実名で十名挙がっています。しかし、彼らは百九十七名実名を持っていると言っている。じゃ、その百九十七名をいつ、どういう段階でこちらに知らせたのか、知らせてないのか。持っているなら、それはプライバシーのことがあるから知らせ方の方法はありますよ、しかし一日も早く告知するのが筋じゃないかと。そうしたら、それはきちんと言い渡し、それはやりますということですから継続的にチェックをしてまいります。

○福島みずほ君 命の問題で隠ぺいしていたこの会社は厳しく断罪されるべきです。赤福より一億倍悪いです。これに関してきちっと業務停止命令を掛けるべきだ。どうですか、何かの措置をとるべきじゃないですか。

○国務大臣(舛添要一君) 今とにかく急いでやらないといけないことは告知をして一人でも早く、命を一秒でも早く救うということですから、今これに全力を挙げます。福島委員がおっしゃったようなことを法的にやることが可能か、可能であるとするとどういう形でいつやるかと、そういうことも含めて検討はいたしますけれども、最大、最優先は命をまず救うと、そのことだと思います。

○福島みずほ君 四百十八名に関して告知をするということですが、告知だけでは不十分で、お一人お一人の方が今どういう実態、状況にあるのか、治療状況などもきちっと調べるべきだと考えますが、いかがですか。

○国務大臣(舛添要一君) そういう調査は当然やります。

○福島みずほ君 裁判上の和解について年内和解をするというふうに答弁をされていらっしゃいますが、仙台地裁も含めて五か所、この一括解決を年内にするということでよろしいですね。

○国務大臣(舛添要一君) そういう決意で、解決したいという決意でやりたい。
 ただ、福島委員が弁護士であられるので法曹のことはよくご存じだと思います。まずは、大阪高裁、これは和解のテーブルに乗ろうということで意見を申し上げた。今、大阪高裁が両方の意見を聞いて一生懸命努力をしていただいております。これがまず手掛かりになるだろうと。
 そして、今常に申し上げていますように、時間や労力を人の命を救うためにやるべきで、訴訟に費やすよりはそうするべきであるということを申し上げております。その方針で私は私なりに全力を挙げますけれども、これは裁判所の今動きもございます。そして、今おっしゃったように五つの判決が出ています。こういうことをすべて踏まえて、まだ表に出せないことも、もちろん和解交渉ですから、和解のテーブルと今、大阪高裁です、ありますけれども、全力を挙げて年内に解決する、そういう気持ちで頑張りたいと。決意でありますので、私、一生懸命やりますけれども、それはいつになるか。しかし、決意はそういう覚悟で全力を挙げるということです。

○福島みずほ君 年内一括和解についての覚悟を聞かせていただきましたが、御存じのとおり、原告になっている人は患者の皆さんのごく一部です。本当はというか、もう裁判上の和解は一生懸命やっていただきたいですが、それ以外の皆さんをどうやって救済するか、いかがですか。

○国務大臣(舛添要一君) まず、これは二百万とも三百万とも言える肝炎で苦しんでいる方々がおられる、この方たちをどうして助けるか。それは財政的な支援策も含めて何とか年内にまず支援策をやりたい。
 そして、今訴訟については申し上げました。じゃ、大体この一万人とかいう数字が先ほど家西委員の指摘のようにありましたけれども、その中で原告団になっていない方々がおられる、この方に対してどういう対応をするかと、これも与党としっかりと連携を組みながらきちんとした答えが出るように努力をしてまいります。

○福島みずほ君 今日、大臣は不退転の決意というふうにおっしゃってくださいましたが、私たちはもう国会の中でというか薬害の問題をもう二度と審議しない状況をつくるべきだと思っています。
 何が問題で何を解決すべきか、どう思われますか。政官業癒着があるんじゃないか。防衛省の政官業癒着も問題ですが、厚労省の政官業癒着もある。製薬会社への天下り、これはありますが、どう思われますか。

○国務大臣(舛添要一君) そういう問題も含めてすべて洗い出して問題点を検討するということであります。

○福島みずほ君 厚労省からの製薬会社への天下り、これは相当数ありますが、後日で結構ですが、実数を示していただきたい。
 そして、この製薬会社への天下りに関しては、大臣、せっかく舛添さんが大臣になられたのでこれメスを入れる、よろしいですか。

○国務大臣(舛添要一君) 業者と癒着して厚生労働行政をゆがめる、絶対あってはいけないことでございますので、きちんとメスを入れます。

○福島みずほ君 メスを入れるというのはどういう意味でしょうか。
 例えば、最近週刊誌で二千九百万円副業をやっていた医師がいるということを報道されています。やっぱりこれは、製薬会社はもちろんまじめなところも、一生懸命やっているところが大半だと思いますが、薬害問題というのは、薬害が起きる、そして高い薬を患者さんに投与する、どっちに転んでももうけるようになっているんですよ。そして、そこに行政がストップを掛けられない、隠ぺいしていく。こんな人の命をずたずたにしていく構造は大問題です。
 私は、一つ、製薬会社への天下りを一切やめる、接待もやめる、全部やめる。これだったら薬害なくなりますと思いますが、いかがですか。

○国務大臣(舛添要一君) 国家公務員がきちんと国民の方に向いて仕事をする、そのための改革の手だてというのを今、党も政府もそして各政党も今一生懸命やっているところでありますから、そういう全体の中できちんとこれは襟を正していかないといけない。そして、いささかも国民の不信をあおる、国民に信頼されないような行為は断じてやるべきではないと。たとえ法律できちんと決めてなくても、そういう心構えで襟を正して国民の目線で仕事をするべきだと、そういうふうに思います。

○福島みずほ君 薬害問題をなくす方法はいろいろあると思いますが、第一歩は、とにかく製薬会社への天下り、癒着を一切なくすことで解決すると思います。この点については大臣、決意してここはメスを入れてください。できなければ私たちでメスを入れます。
 そして、参考人として宮島医薬局長、証人喚問でも結構ですが、要請したいと思います。

○委員長(岩本司君) 理事会で協議させていただきます。

◆社会保障、労働法制について◆

○福島みずほ君 次に、社会保障、労働法制についてお聞きをいたします。
 厚生労働省は、毎年二千二百億円ずつ社会保障費をカットしてきました。これが現場で悲鳴を上げています。大臣、二千二百億円形式的に社会保障費を削った、これは問題だったと思われませんか。

○国務大臣(舛添要一君) 政府全体の方針として、余りに赤字体質、財政、これを立て直そうということで今やっている、そういう政府全体の、まあ骨太なんという方針言っていますけれども、これで今おっしゃった二千二百億円と。
 もうとにかく、私の立場からいうと、命を預かっている社会保障、絶対削るなと言っていますよ。しかし、いや、防衛省だって国民の生命守っているんだ、だから減らすなとみんな言う。だから、そしたら、ばっと一律に減らす。だけど、もちろん医療制度にしても、いろんなところをやっぱり効率化を目指してやらないといけないところはやらないといけないと思います。だから、それは努力をしています。
 しかし、私の今の感覚でいえば、もうそれはそろそろ限界に来ているなという感じがありますから、政府の中でも与党の中でも、社会保障というのは単に市場経済原則でやっていいんでしょうかと。そして、やっぱりきちんと消費税を含めての議論をして、必要な財源についても議論をするべき時期が来ている、そういう思いでこの社会保障の重要性を訴えているところであります。

○福島みずほ君 日本は医療費はOECDで最下位です。思いやり予算、米軍への思いやり予算は年間二千二百億円、来年三月で期限が切れます。延長せずにいろんなところできちっと国民のための思いやりの予算をきちっと確保すべきだと考えますが、大臣、二千二百億円形式的カットを見直すということでよろしいですか。

○国務大臣(舛添要一君) 政府全体の方針でありますから、私も閣僚の一人としてその方針に従ってきちんとこれはやらないといけない。それは政府全体で決めた決定であります。そのために、非常に苦労しながら薬価を下げると。それから、特にジェネリックを使うとか、それから被用者の保険の間で流通を図るとか、大変なこれはやっぱり努力をしてこのお金を生み出そうという努力はしております。
 ただ、基本的に国の方針ですから、ただ、もうこの努力は限界ですよ。したがって、来年度、さらに次の年度、そういうときにはやっぱり根本的に見直すことが必要ではないでしょうかと。やはり高福祉高負担、低福祉低負担、何でも中福祉中負担で中途半端で済まない状況に来ている。そのためには、国民の皆さんの最後は税金という負担になるわけですから、これはきちんと議論をして、議論を逃げずに、消費税の議論も含めほかの財源の議論も含めてきちんとやって、国民の合意の上で、この国会でじゃこういう形で予算を決めようという形が憲法上一番正しいやり方だというふうに思っています。

○福島みずほ君 今、日本で進行しているのは高負担低福祉という問題です。そこをこそ厚労省は逆に財務省に対してはっきり意見を是非言ってくださいということを要望として申し上げます。
 在外被爆者の問題についてお聞きをいたします。
 被爆者健康手帳の申請及び交付を海外でやるようにすべきではないか。もう皆さん高齢です。いかがですか。大臣、どうですか。

○国務大臣(舛添要一君) 先般、海外の被爆者方らの意見も賜りました。
 これは、与党のPTでも今検討していただいている。今は日本に来られて、法律がそうなっているんですね、日本へ行くか、逆にこっちの審査官が向こうに飛んでいくか。だけど、今は基本的には来ていただいて、その代わり旅費は出しますよと、それで面接して決めるという方式になっていますから、これを改めて、じゃ例えば海外の大使館なら大使館でこういうことをやっていいですよと決めるには法改正が必要ですので、そのことも含めて今与党のPTで精力的に取り組んでいただいておりますので、その検討を待って、私もやっぱりこういう方々は救わないといけない、大変な思いをなさっているんで、こういう方々にもしっかりと光を当てたいと、そういう思いで皆さん方の御検討を、与党のPTの検討を待っている状況でございます。

○福島みずほ君 与党のPTもいいですけれど、厚労相の政治的決断で早急にやるべきだと考えますが、いかがですか。

○国務大臣(舛添要一君) これは法律の改正が必要ですから、立法府の皆さん方の御決断で、国権の最高機関、国会で決めていただかないといけない。したがって、与党の皆さん方と連携してやっているわけであります。

○福島みずほ君 もちろん議員立法は結構なんですが、今まで閣法を山のように作ってきたじゃないですか。ですから、これはもう時間との闘いで、スキームはできるんですよ、派遣をして向こうで健康手帳の交付申請をやると。もうブラジルから日本に来れないという話も山のように聞くじゃないですか。大臣、政治的決断をお願いします。いや、結構です。大臣、お願いします、大臣。

○国務大臣(舛添要一君) 与党のみならず、是非議員の皆さん方で少し検討していただいて、そして、これはそういう今おっしゃったケースをたくさん知っていますから、私もきちんとやれればやりたいという方向で今検討を進めていきたいと思います。

○福島みずほ君 もう少し踏み込んでくださいよ。つまり、議員立法を私たちはもちろんできるけれど、厚労相が決断すればあっという間にできるんですよ。大臣、これはもうやるべきじゃないですか。かつて質問などして少しずつ改善したところもあります、在外被爆者。残っているのが現地で手帳の交付ができる、これはスキームとしてできるんですよ。舛添さん、決断してください。いかがですか。

○国務大臣(舛添要一君) 今の委員の御提案を受けまして、今日、今私がこの場ですぐ決めるといっても、いろんな法律上の問題もありますから、そういうことも含めて前向きにしっかり検討したいと思います。

○福島みずほ君 早急の改正をお願いします。
 大臣は、日本版エグゼンプションのことについて、残業代が出なかったらあほらしくてさっさと家に帰るインセンティブになるとして家族団らん法だとおっしゃいました。これ、そんなこと、舛添さん、現場が分かっていないということを示した発言だと思います。過労死促進法案、残業代不払法案ですよね。こんな法案の上程は許せないと思いますが、どうですか。

○国務大臣(舛添要一君) 大体法律を出すときに、ホワイトカラーエグゼンプションなんて舌かむようなそんな横文字で出す、そういう名前の付け方自体だっておかしいじゃないかということに眼目があって、名前の付け方をまず問題にしたんですよ。だから、例えば家族団らん法案というのも一つの手で、今おっしゃったような。そうしたら、メディアは残業代ただ法案ってこう言って。だから、とにかくもうそういう名前を付けるセンスがおかしいということを言って、しかし、その法案の中身についてあれこれ言ったわけじゃなくて、あれは残業代ということに注目して言って、残業代ゼロ、どうだと言うから言っただけであって、中身については検討しないといけないです。当たり前ですよ。
 ですから、要するに残業代がゼロになるような、きちんと働いているんですよ、そういうことは避けないといけない。しかし、じゃ、ああいう考え方を持った人が全部間違っているかといったらそうじゃなくて、企画立案に当たるような人の仕事ぶりをどう、のんべんだらりとやっておけばいいというものじゃないんですよ。やっぱり、みんなが効率いい仕事をしないといけないから、そういう面もありますよ、だからそれを総合的に検討しましょうということを申し上げたんで、ネーミングの話題をしたときの話だけを取り上げておっしゃらないでください。

○福島みずほ君 この日本版エグゼンプションに関して前安倍総理は、残業代が出なくなったら早く家にみんな帰るから少子化に役立つということをおっしゃって、働く人の現場が全く分かっていないということを露呈した発言だと思いました。
 極めて残念なことに、舛添大臣も家族団らん法だとおっしゃるのは、残業代出さなきゃみんな現場で帰れるかと。みんなサービス残業やっていますよ。その労働実態が分かっていらっしゃらないことを図らずも露呈したと。つまり、そういう名前を付ける、労働現場が分かっていないんじゃないかということを申し上げたのです。

○委員長(岩本司君) どなたですか。

○福島みずほ君 じゃ、終わります。


▲上へ戻る


     
     

 |  福島みずほ後援会サイト  |  メールマガジン読者募集  |  国会へ行こう会会員募集  |  学生ボランティア募集
 |  カンパ受付  |  ご意見・ご質問  |  連絡先  |  サイトマップ

   Copyright © 2004 Fukushima Mizuho. All Rights Reserved.